2023年3月20日月曜日

8年目のキハダ

先週は大学で種子を播き、愛媛県内に植え付けたキハダの生育状況の確認に行ってきました。幼苗の頃は、アゲハ蝶の幼虫の食害に遭い、丸坊主になってしまったり・・・・・。今年で8年目になりました。太い木ですと幹の直径が15㎝以上、樹高も5m以上に生長していました。簡単な枝打ちも行なってきました。

このキハダは、生薬(黄檗・おうばく)の原料として植え付けられました。生薬原料としては、黄色い内皮を利用するのですが、通常、収穫するまでに15年~20年はかかると言われています。あと10年ほどしたら収穫でしょうかね。10年後? 私はその頃には、もう大学にはいないですね~。自分自身も世の中も、まったく先のことはわかりませんが、この木がいずれ誰かのために役立ってくれるものと信じ、大きく育ってくれることを願っています。ここまで大きくなれば、多少アゲハの幼虫に葉を食べられても大丈夫ですね。

 

(渡辺 均)

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