2月に入り寒さは続きそうなものの、暦の上では「立春」を過ぎ、これから寒さも和らいで春の訪れを感じることになりそうですね。
ただ暖かさとともに花粉も勢力を拡大し始めるため、花粉症の人にとっては複雑な気分ではありますが…。
そんな春を先取りすべく、地中に埋まって寒さをやり過ごしていたクサソテツMatteuccia struthiopteris (L.) Todaroを掘り上げて、鉢に植え替えビニールハウスの中へ招待しました。
冬を過ぎると固い根茎から緑色の羽状複葉が複数伸び出し、上に広がるほど横に大きく広がった姿がソテツに似ることからクサソテツの名前が。
春先にはワラビのように先端の巻いた若葉が姿を現し、柔らかい部分を採取して、サラダや和え物、天ぷらなど、山菜として食用することができます。
別名であるコゴミは若葉が屈んでいるように見えることに由来するといわれています。
若葉が姿を見せるにはまだ温度が足りないようです。
ということで、薬草園の片隅、落ち葉の下にまだまだ固い根茎のみしか見えないクサソテツを掘り上げて、鉢上げしてビニールハウスに移動します。
鉢の中央にぽつんと鎮座するクサソテツ。
立春を過ぎ、温度が上がるのに合わせて、土と同色で植わっているのかも怪しい姿に緑色が混じってくることを待ちます。
(安藤匡哉)
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