理学部棟
内容は、「F2個体を用いたQTL解析」と「自家不和合成に関するS遺伝子の変異」についての研究でした。どちらも非常に興味深い内容で、遺伝学の知識が乏しい私にとっても、研究の方向性・成果が明瞭に分かる素晴らしい発表でした。
園芸学部では「成分」や「収量」などの比較的マクロな表現型(農業経営において重要度の高い項目)に着目することが多いですが、理学部では分子生物学的手法を用いて、植物の表現型や繁殖様式を紐解いている印象です。
近年、農業では、AIやIotに注目が集められていますが、実は「ゲノム編集」や「次世代シーケンサー」などの、遺伝子を編集したり解読したりする技術も飛躍的に進化を遂げています。
当センターでは、広大なフィールドを活用し、生産レベルで植物を栽培している点が一つの強みです。その強みをさらに強固なものにするために、近い将来「ゲノム」は重要な要素の一つになり得ます。
目に見えないもの(遺伝子など)に興味が湧かなかった20代前半ですが、20代後半からその重要性を認知しはじめ、ついに30歳を迎えました。お腹は出るし、髪も抜けるし、免疫力も落ちてきた30歳。さらに、高校で生物を選択すらしていなかったという状況。笑
それでも、新しく「分子遺伝学」という大海原へ挑戦です。笑
現在、この教科書を読み進めていますが、図表が綺麗(カラー)で構成も分かりやすく、お勧めです。より良い研究のため、謙虚に、一から勉強を楽しみたいと思っています。
黒沼
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