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千葉大学 環境健康フィールド科学センター 花卉・苗生産部 では、
『高度化セル成型苗生産利用システム』を活用した実習教育や研究などを行っています。
今年の2月のブログでマルタゴンリリーの鱗片挿しについてご紹介しました。それから5か月が経過し、葉が大きく展開しましたので、一部を抜き取って状況を確認しました。
2月9日のブログは下記をご参照ください。
https://naeseisan2.blogspot.com/2026/02/blog-post_09.html
鱗片挿しによって得られた小苗
株を抜き取ってみると、鱗片は残っていましたが丸い葉の下に1㎝ほどの小さな球根ができていました。苗を植え直し昼温20℃-夜温18℃の14時間日長の苗テラス内に移動させました。じつはこのマルタゴンリリーは暑さに弱く、千葉では夏越しができず球根が腐ってしまいます。そのため、大きな球根も苗テラス内に移動させました。
新たな鱗片挿し
暑さで中心部が腐ってしまい鱗片がバラバラになってしまった球根は、鱗片挿しにしました。今後はマルタゴンリリーの種子繁殖と栄養繁殖の両方で早期育苗の条件を探ります。
(渡辺 均)
5月~6月に放送大学で非常勤講師として、ハーブの栽培に関する講義を行いました。その際、せっかくの講義でしたので、簡単な実習も講義の合間に行いました。「論より証拠」、実際に自分でやってみないと分からないですからね。
ということで、ハーブとして馴染みの深いバジルを使って少量のタネを播く方法について実習を行いました。タネ播き後は持ち帰って「宿題」として、各自で栽培を継続して頂くことにしました。
それと同時に大学でも同じ方法でタネを播き、生育の状況を講義日ごとに学生さんに確認して貰いました。以下は、大学での生長の記録です。
播種後6日目(子葉展開)
播種後23日目(本葉4枚展開)
播種後40日目(本葉6枚~8枚目が展開)
あらかじめ、営利栽培用種子のバジルを約30粒程度に小分けしたものを使い、タネ播き用土を充填した4号(直径12㎝)輪鉢に均等にタネを播き、バーミキュライトの細粒で薄く覆土を行い、最後に霧吹きで灌水を行いました。
文字にすると当たり前で簡単そうなこの一連の作業も、実際にやってみると細かな要素がたくさん隠れています。袋に書かれている発芽率は80%以上でしたので、24株程度発芽していないと播いた人に何らかの原因があることになります。そう説明するとちょっとプレッシャーになったかも知れませんが・・・・・。
タネ播き後25日目、本葉が4枚展開したころで3号ポットに1株ずつポットに移植しました。その後、上の画像のように40日目頃にポット苗としてほぼ完成しました。この後はさらに大きなコンテナや畑などに定植して収穫を目指します。
さて、受講生の皆さん。ご自分が播いた「宿題」のバジルの生長はいかがでしょうか? そろそろ、少しずつ収穫が始まっている頃かと思います。
生長長の喜びを感じながら、バジルを食べて暑い夏を乗り切りましょう!
(渡辺 均)
花卉・苗生産部の管理する施設の一部に、観葉植物だらけの温室があります。
冬はあたたかく15℃以上を保ち、ほどよい湿度も保たれて、まるで南国のよう。
そこでは様々な観葉植物がすくすくと育っています。サイズ感は、まず一般のご家庭には置けないような・・・ ちょっと大きいホームセンターの観葉コーナーで販売しているような、はたまた植物園の熱帯温室にあるような…
大きいままだと、夏の管理は大変です。真夏は水をあげてもあげても乾く。灌水が間に合いません。
そこで、増殖を兼ねて一般家庭サイズにサイズダウンします。
挿し木を行いました。今回は主にサトイモ科の観葉植物の挿し木です。
切って、ちょうどいいサイズの鉢に植え替えました。
自由に伸びたい放題だったあばれんぼうな子は、新しい鉢にすんと納まりました。
身長 約160cmと比較した画像がこちら。来年は販売できるかな。
お楽しみに。
大島