2026年2月23日月曜日

受託研究員の受け入れ

 ~ 福島県農業総合センター研究員向けの短期研修の実施 ~


先週の月曜日から金曜日(216日~20日)まで、福島県農業総合センターの研究員を受け入れ、オタネニンジンに関する研修(講義・実験・演習・実習)を行ないました。福島県農業職の研究員を受け入れたのは6年ぶりです。

 

研修の目的は、人工光閉鎖型苗生産施設を利用したオタネニンジンの栽培技術、環境制御技術、生理特性、当研究室で開発した早期育苗技術の習得が目的です。黑沼先生にも実験・演習のお手伝いを頂き、朝から夕方まで5日間、みっちりオタネニンジンのことだけを考えて研修を行いました。おもな研修内容は以下のとおりです。

 

1日目 ガイダンス、研究施設の見学、早期育苗技術(講義)

2日目 光合成特性、蒸散能力の解析、

                研究室共同作業(実験・実習)

3日目 催芽、播種、休眠導入と休眠打破、休眠芽の形成法、

                早期育苗技術の考え方(実習)

4日目 土壌分析、栄養分析、計測、総計処理(実験・演習)

5日目 植物の環境応答とその解析(実験・演習)

成果報告、質疑応答

 

休眠芽の形成法(オタネニンジン5年根)

 

研究員の方は、日頃から福島県で栽培研究を行なっていらっしゃいますので、オタネニンジンに関する課題や疑問が次から次へと投げかけられます。こちらも、講義や資料の準備をしているうちに新たな気づきやアイデアが生まれ、また、福島県の栽培技術や過去から現在までの気象状況の推移などのお話を聞くことができ、とても楽しい時間となりました。今回の研修の内容や栽培技術を応用して近い将来、福島県でのオタネニンジンの栽培がさらに広がることを願っています。お疲れ様でした。

                             (渡辺 均)

 

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2026年2月17日火曜日

ナスとトマトはじめました!

 来年度から、実習で新しいことにチャレンジしようと、ナスとトマトに手を出し、試作を開始しました。新しいこととは、「接ぎ木」です。実習で扱うには難易度が高そうですが、まずは自分でやってみよう!ということで、播種から1週間で、概ね順調に発芽が確認されてきました。

ナスの台木品種

トマトの穂木品種

 台木と穂木の組み合わせや実習としての作業性、そして何よりスケジュール!初めてのことですので、いろいろと調べながら、試行錯誤して、検証をしています。
 実際の接ぎ木作業を行った際は、またブログでご紹介しますね!乞うご期待!


黒沼

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2026年2月16日月曜日

薬膳に関するセミナーのご案内

  第7回 薬用機能性植物セミナー
   一社)日本薬用機能性植物推進機構(JFPPA)

今年も私が代表を務めております一社)日本薬用機能性植物推進機構(JFPPA)のセミナーを開催することが決まりました! 今年のセミナーのテーマは「薬膳」です。食や健康への関心が高まる中、薬膳は昨年の「新語・流行語大賞」にもノミネートされるほど広がりをみせています。

 

プログラムは下記のとおりです。

◆ 第7回 薬用機能性植物セミナー 

  ~ 国内における薬膳の動向と薬膳素材の国産化の可能性 ~

◆日 時:2026328(

     13:0017:2012:30~受付開始)

◆場 所:千葉大学柏の葉キャンパス(千葉県柏市柏の葉6-2-1 

     BIHA棟 https://chiba-u-connect.com/BIH 

     (つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅徒歩5分)

◆内 容 

1.薬膳市場の現状・課題・展望

  (㈱ 日本食糧新聞社 藤村顕太朗氏)

2.生薬の流通と食品としての活用と動向

  (㈱栃本天海堂 栃本久美子氏)

3.富山のハトムギ産地形成と国産ハトムギの振興 

  (全国ハトムギ生産技術協議会 田尻俊郎氏)

4.薬膳としてのハスの魅力

  ~ 地下茎・葉・種子の利用と産地振興 ~

  (徳島県立農林水産総合技術支援センター 澤田英司氏)               

5.薬膳とは?~ メニューとその効果、資格取得とニーズ ~

  (日本国際薬膳師会、本草薬膳学院 辰巳洋氏)

6.国産薬膳プロダクトの可能性 ~ 私たちの歩みとこれから ~    

  (㈱ハピラボ、JFPPA会員 瀬戸みゆき氏)

 

◆参 加 費:セミナー参加費

      (お一人様 5,000円、学生 3,000円・税込み)

       懇親会参加費(お一人様 7,000円・税込み)

 ※懇親会はセミナー終了後、

         BIHA棟オープンスペースで開催します。

  セミナーのみの参加も可能です。       

◆そ の 他:定員になり次第締め切らせて頂きます。

◆お申し込み方法

 当機構HP https://jfppa.or.jp/news/からお申し込み下さい。

 ネットショップBASEよりのお申込みとなります。

 (外部サイトBASEへ移動します)

 JFPPAHPで近日中に受け付けを開始します。

 

上記のネットショップよりご入金ください。入金確認後、セミナーの招待をメールにて送信致します。

①入金の確認(当会対応)

②お客様への参加証の送付(当会対応)

③開催日時にセミナー会場へお越しください。

※定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。

※演題・内容は変更となる場合がございます。皆様のお申し込みとご参加を心よりお待ちし申し上げます。

 

昨年のセミナーの様子

 

 

(渡辺 均)

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2026年2月10日火曜日

卒業論文発表会

 先週の金曜日は、松戸キャンパスにて、卒業論文発表会が開催されました!当研究室からも2名が無事発表を終え、一区切りです。


 卒業生の皆さんはお疲れまでした!!!

黒沼

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2026年2月9日月曜日

マルタゴンリリーの鱗片挿し

ユリの切り花といえば大輪であったり、香りが強かったりと、狭い室内ではなかなか使いにくい印象ですが、マルタゴンリリー(Lilium martagon)は小輪で香りもなく、個人向けの切り花として可能性がある素材ではないかと思っています。この品種群は、国内ではおもに庭植え用として使われているようですが、そもそも球根の流通量が少なく、切り花としてはほとんど流通していません。

 

マルタゴンリリーの白花品種

 

そこで、大量に増やすことができる鱗片挿しを行ないました。128穴のセルトレイに播種用土を充填し、球根から鱗片を1枚ずつ剥き取り、ピンセットを使って鱗片の半分ほどを地中に埋めました。また、すでに栽培トレイの中で球根から脱落して子球を形成していた鱗片は、集めて育苗箱に植え直しました。どちらも20℃に設定された発芽室に入れました。

 

右; 育苗箱に移植、 左; セルトレイに鱗片挿し

 

 ユリは鱗片挿しを行なってから開花球にまで肥大させるのに3年ほどかかると言われていますが、今後は育成期間の短縮についても検討を行う予定です。

 

(渡辺 均)

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2026年2月5日木曜日

ペチュニア‘さくらさくら’親株のサイコロ再生

はい。今日はですねぇ、「ペチュニア」を使いますよ。
ペチュニアはナス科。おなすの仲間なんですねぇ。


ペチュニアの挿し芽をしていた親株ですね。
去年の9月頃から植えつけていますので、
そろそろ5か月が経ちますね。

そろそろ親株も「老化」してきましたので、
挿し穂も採りづらくなってきました。



すでにですね、更新用の新しい親株が用意されていますよ。




でも、今日使うのはこちら。古い方の親株ですね。
早速、調理していきましょう。



まずは、地上部をピンチ(摘心)しますよ。
結構短く切り戻しました。
思い切って切った方が後がきれいに仕上がりますよ。

ただね、全てのペチュニアがこう切れるわけではないんですよ。
‘さくらさくら’ という生育の早い品種を使っているので出来るんですよ。


このままでも花は咲いてくれるんですが、
根が詰まってくると葉が黄色くなりやすくなったり、
病気が出やすくなったりするのでね、



今日は根の方も切っていきますよ。
地上部と一緒に根を切ることで、
新陳代謝が活発になって、
若々しい株に育っていくんですよ。



ぎっちり根が張ってますねぇ。

ただ、これもですね、‘さくらさくら’のような寒さに強くて、
生育の早い丈夫なペチュニアでしかうまく出来ないんですよ。




ではまず、下から3㎝ぐらいで切り落としますよ。



続いて側面をサイコロ状に切っていきますよ。



側面4か所切り落としました。



こんな、サイコロ状になりますよ。



元のポットに戻して、



今日はね、新宿のイベントに使うので、
150鉢ほど切りましたよ。



あとは新しい土に植え替えて、14℃のハウスに
約1か月入れておきますよ。

イベントの時に皆さんが喜んでくれるよう頑張りますよ。

(長嶋)






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2026年2月3日火曜日

春の準備

 先週の研究室実習では、交配選抜したオリジナルペチュニア品種のポット上げを行いました!1品種当り36株のみの定植ですので、早い者勝ちですね!



 そして苗テラスでは…


 実験用のトルコギキョウが、順調に生育しています。スペーシングを行い、早い品種はそろそろチップバーンが発生してくる時期です。実験は残り4週間の栽培ですが、分析に用いない株は、そのまま栽培を継続する予定です。こちらも春に見ごろを迎えそうです!

黒沼


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