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千葉大学 環境健康フィールド科学センター 花卉・苗生産部 では、
『高度化セル成型苗生産利用システム』を活用した実習教育や研究などを行っています。
今日のタイトルは?かもしれませんが、研究温室内で全国各地から収集した200株のヨモギが大きく生長してきました。茎が分枝して花を着ける前のちょうど今が各地で集められたヨモギの葉の特徴を観察するにはもっとも良い時期なのです。生長したものでは草丈が1mを超えてきましたが、同じヨモギでも生長が遅いものはまだ30㎝ほどです。
先週は各鉢に支柱を立て、麻ひもを使って株の誘引を行いました。年によっては株の高さ1mくらいのところでもう1回誘引することもありますが、栽培用土の影響で今年の生育は今ひとつ。2回目の誘引の前に花が咲きそうです。花が咲いたら交雑を防ぐため、切り戻しを行います。
ヨモギ(カズサキヨモギ)やオオヨモギの特徴を表している系統もあれば、一見するとヨモギには見えない葉をつける系統もあります。外来種の導入やその外来種と在来種との自然交雑が進み、日本に本来自生している典型的なヨモギを探すのが難しくなってきました。ヨモギが風媒花ということも交雑を容易にさせているのでしょう。
私たちの暮らしの中で食材や薬用などとして古くから馴染みのあるヨモギですが、「昔ながらのヨモギ」の味や香りを探して維持することも、それなりの努力が必要になってきました。ヨモギを食材などに利用する際は、まずは香りを確認しましょう。
(渡辺 均)
どんよりとした曇りの日が多くなってきました。時おり日が照ると急に気温が上がるので、ハウス内の遮光カーテンを開けたり閉めたり・・・。そろそろ、関東も梅雨入りかもしれませんね。
先週、先々週の土曜日は放送大学で非常勤講師を務めて参りました。5年ごとのお休みはありましたが、お引き受けしたのが2010年! 16年も長くやったものです。来年はお休みの年になります。
今回の講義のテーマは「ハーブ」。講義のほかに「バジルの種まき」と「レモンマートルの挿し木」を行いました。講義でいくら説明しても、やってみないとわかりません。それに種まきなどの基本的なことが理解できていれば、ご自分で簡単に色々な植物を増やすことができますからね。
発芽したバジル
レモンマートルの大鉢2つを教室に持ち込んで(講義前)
実習で行ったものはご自宅に持ち帰ってすぐに実践! 宿題(?)として植物と向き合って頂きます。
今週の土曜日にもう1回講義があります。この回は、柏の葉キャンパスに来て頂いて、生産施設と薬用植物園の見学、切り戻しとハーブを使った寄せ植えを予定しています。大学の講義とはいえ、少しでも園芸の楽しさを理解して頂けたら何よりです。
(渡辺 均)