以前のブログにも書きましたが、当センターは旧園芸学部附属農場を改組して平成15年に生まれた組織です。そのため、園芸学部の先人たちによって集められたコレクションが数多く残っています。
今回ご紹介する一筋アマリリスもそのような植物で、私が学生時代の時から、附属農場の木造温室の片隅で栽培されていたものです。
ヒガンバナ科 Hippeastrum reticulatum var. striatifolium
ブラジル原産の秋咲きのアマリリス。和名はシロスジアマリリスともいわれますが、当大学のこの植物に付けられているラベルは、昔から「一筋アマリリス」です。 葉に白い帯状の筋が入ることから、この和名が付けられたようです。
維持されているこの系統は、多くても葉は3枚ほどしか展開せず、葉の長さは20㎝程度、花茎の長さは30㎝ほどとアマリリスにしては小型です。
秋咲きの球根植物は、春咲き(スイセンやチューリップなど)や夏咲き(グラジオラスやダリアなど)の球根植物に比べて、比較的開花期が短いものが多いですが、花の少ない時期に開花するこのような植物をもう一度見直しても良いですね。
(渡辺 均)
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