はじめまして、花卉園芸学研究グループ修士2年の冨木悠です。
今後ともよろしくお願いします!
今日の作業では宿根草の播種をしていきます。
まず、播く品目の発芽条件(光、温度、湿度、用土)や種子に必要な処理(傷、浸水等)の有無を、種子の販売元のカタログで確認します。
発芽条件は自生地の環境に近い場合が多く、種によってかなり異なります。間違った条件で播種すると、発芽が遅れたり、発芽しない場合もあります。そのため播く前に条件をしっかり確認しておくことが重要です。
カタログには、発芽しなくても早々に廃棄せず、根気よく待つこと!といったことも書いてあります(^^)
今回播く品種は種子の処理が必要ないので、そのまま播いていきます。
播き終わったら、今回播いた品種は光を嫌うので機械で覆土をし、さらに底面から吸水させます。
低温処理の必要がないものは、このまま20℃の発芽室で管理します。
低温処理が必要なものは、処理中に種子が乾燥してしまうことを防ぐため、セル全体をラップで覆います。
このようにきっちり覆ったら、3℃のインキュベーターに2~3週間入れ、20℃の発芽室に移して発芽を待ちます。
より品質の良い商品を生産するためには、植物の特性を十分に理解することが大切です。
カタログを見なくても、発芽条件や管理の方法がぱっと言えて、それが再現できるプロに早くなれるように、私も勉強に励みたいと思います。
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