10月より配属された3年生は、研究テーマが概ね決まり、実験計画書の作成へと移行を始めています。良い実験には、良い準備が必要です。そこで、時間を無駄にすることがないよう、予備試験の準備も進めています。
こちらは、10月の中旬に行ったトルコギキョウの播種の様子です。トルコギキョウは播種から実験開始まで、約1.5ヶ月を要します。その後、2ヶ月の栽培試験を行うため、植物の栽培期間だけで、3.5ヶ月は必要です。さらに、採種したサンプル(植物)を用いて、目的とする成分や元素の分析を行っていきます。(道のりは長い。笑)
栽培試験は時間がかかる上に、万が一、失敗してしまうと、その期間が無駄になるだけでなく、精神的ダメージ(ガーン!)が非常に大きいです。そのため、ある程度広い視点に立って、予備試験をしっかりと行い、本試験の目標設定やスケジュールに反映させる必要があります。
現在の様子。発芽が確認できます。
見えずづらくて申し訳ありません。
また、通年を通して、環境制御下のもと栽培試験が出来るのも、苗生産部の皆さんに発芽室や苗テラスを貸して頂いているためです。普通の研究室では、まずあり得ません。そうした環境にあぐらをかかずに、強みを最大限に活かしながら、研究や教育に努めていく必要がありますね。
(黒沼)
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