2019年11月19日火曜日

統計と実験計画

 今日も、三年生の実験(栽培育種学実験)について、ご紹介します。毎週の金曜日に実施している三年生実験では、様々な分析手法や分析機器の使用法について、実習を通して学んでいきます。

 先週は、光合成測定装置を使用し、植物の光合成速度の測定について、簡単にデモンストレーションを行いました。

 また、今回は、統計手法に関する座学も実施しました。標本数や反復数、実験区の設定など、実験計画を練る際に理解しておく必要がある基本的な事項について、例題も解きながら、勉強していきます。

 ・有意な差がある?
 ・等分散性が仮定される?
 ・Tukeyなどの様々な多重比較法?
 ・対応のあるt検定と対応のないt検定?
 ・多変量解析?

 今回の時間だけでは、十分に理解することは出来なかったでしょう。笑
しかし、近頃は、統計学に関するビジネス書も多く書店に並んでいます。研究だけでなく、得られた情報やデータをどのように解釈・分析し、アウトプットするのか?は非常に重要ということですね。
 今流行りのキャッシュレス決済の個人データやビックデータ、AIなどなど、情報で溢れた社会だからこそ、上記のような能力も、研究を通して学んでもらえたら、何よりです。

(黒沼)


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