この写真は苗テラス内で、予備試験をしている様子です。各タンクには組成が少しずつ違った培養液が入っています。この培養液の違いと、トルコギキョウのチップバーンの発生との関連性を調査しています。
チップバーンが発生している様子。
・K(カリウム)が多すぎるとチップバーンが出やすくなる。
・Mg(マグネシウム)を加えるとチップバーンが軽減される。
・チップバーンはCa(カルシウム)ではなく、B(ホウ素)が原因だ。
などなど、様々な植物で、様々な議論が行われています。
このような不確実な事柄を丁寧に実証することは、現場レベル・研究レベルともに、非常に重要です。不確実性を一つずつ消していきながら、真の原因解明を目指していきます。
黒沼
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