今年も出張でいろいろな所へ出かけてきましたが、その中で、東北のとある地域でコオニユリを観察してきました。
コオニユリはユリ科( Lilium leichtlinii var. maximowiczii )に属し、本州~九州の湿原や湿った草原に自生する球根植物です。夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。
オニユリの近縁種ですが、オニユリに比べやや小型で珠芽(むかご)を作らないのが特徴です。
ここに自生するコオニユリは、花被片が細く、大きく反り返っていません。ふつうは、花被片が反り返るので、花全体が丸く見えるのですが・・・。さらに、花被片の大きさや、斑の入り方も少なかったり(画像上)、多かったり(画像下)とまちまちです。
さらに、まったく花被片に斑のない鮮やかな朱色の花も見られました! ヒメユリとの雑種のようにも見えましたが・・・(?)。
まだまだ、日本の野山には貴重な植物(遺伝資源)が残っていますね。大切にして行きたいですね。
(渡辺均)
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今年もやります!!「シクラメン祭2013」
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