花卉・苗生産部の温室では、冬の出荷植物の準備が着々と進んでいます。
これはその一つ。
サイネリアです。
キク科の植物で、現在の学名はPericallis x hybrida。
過去には Cineraria cruenta として分類されていたこともあり、そのもっと昔には Senecio cruentus と呼ばれていたこともありました。キクか植物の分類はなかなか大変です。
カナリア諸島、マデイラ諸島などに野生種が自生します。
海外では主に「シネラリア (Cineraria)」として流通しています。
日本でも シネラリア と呼ばれることもありますが、シネラリアでは、日本ではちょっと縁起のよろしくない感じだな、ということで、日本特有の流通名として「サイネリア」という名前が一般的になっています。なので、海外で「サイネリア」といってもなかなか通じません。
花卉・苗生産部で生産中のサイネリア品種は ’セネッティ’。コンパクトな品種が多いサイネリアにあって、草丈が高めで、生育旺盛。豪華な鉢物に仕上がります。
小さい蕾が見えてきました。
このぐらいの蕾だと開花まであと1ヶ月弱。
どんな花が咲いてくるでしょうか。
��金谷)
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今年もやります!!「シクラメン祭2013」
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