お正月にお屠蘇(とそ)を飲む方も多いと思いますが、元日に日本酒(清酒)を飲むことだと思われている方も多いようです。
正しくは、屠蘇散(とそさん)といわれる幾つかの生薬にもなる原料が配合されたものを大晦日の晩に日本酒に漬け込み、元日に一年の無病息災を願って飲むものだそうです。
今年も当センターの池上先生のこだわりのレシピと調合によって屠蘇散が完成しました!
その原料は、サンショウ(山椒)の果皮、キキョウ(桔梗)の根、オケラ(白朮)の茎葉、ハマボウフウ(浜防風)、ミカンの皮(陳皮)、タチバナの皮(橘皮)、シナモン(桂皮)です。シナモン(桂皮)は海外産ですが、それ以外は生産者の想いの詰まった国産品です。また、すべて薬用ではなく食用としても利用できる部位を使って調合したものです。
今月から、数に限りがありますが、柏の葉キャンパスの直売所内(みらくる)で1袋250円で販売中です。また、一社)日本薬用機能性植物推進機構にお問い合わせいただけましたら、郵送でも対応しております。
一社)日本薬用機能性植物推進機構
この屠蘇散を飲む前は、元日にお屠蘇として日本酒で呑んでいた方が、面白いことを仰っていました。
「先生、日本酒なら元日からいくらでも飲んでしまうけど、この屠蘇散を入れたお屠蘇は、少ししか飲めないです。お屠蘇は、この一年、呑みすぎる!なという戒めの意味があるのではないかと思う。」
確かに言われてみれば、それほど飲めるものではありませんね~。その戒めの効果は、まったく長持ちはしませんが・・・・・(笑)。
一年、無病息災で過ごしたいのは、誰もが思うことですね。お酒は適量であれば百薬の長と言いますが、まさしくお屠蘇くらいが適量ということですね。お酒はほどほどに、分かってはいるけど・・・・・。
(渡辺 均)
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