「芽点」だけに、ガッテン承知の助

　今回は、毎週実施している花卉研の実習内容について。夏の暑さも一段落し、秋冬のシーズンに向けて、着々と準備が進められています。先日の実習では、「葉分け」を行いました。

　葉分けは、葉組みの下準備を兼ねた作業で、葉柄の位置から、葉を綺麗に整え、シクラメンの塊茎の「芽点」に光りを当てる作業です。芽点に光が当たることで、新葉の展開促進や、蒸れの発生による病害の発生を抑制します。

　シクラメンの葉分けや葉組みは、学部2年生の実習でも行っていることから、研究室の学生さんにとっては、説明せずとも、ガッテン承知の助な訳です。（念のため、説明はしましたが･･･笑）

　反復を通して、知識や技術の定着を目指します。

　

黒沼

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