こんにちは。学部4年の岡田日和です。
急に寒い日が続くようになり、夏が終わってしまうのもさみしいような思いでいます。残暑はどこへ行ったのでしょうか。置いていかれているような一抹の不安もあります。
先日、大学の授業にて「秋の七草」を教えていただきました。皆さんご存知でしょうか。春の七草は有名ですし、お粥などで食べた経験がある方も多いと思います。しかし秋の七草となると知名度も低いのではないかと思います。
今回の秋の七草を紹介させていただきます。
春の七草は無病息災を祈り、実際に口にするものですが、秋の七草は観賞を目的としたものです。山上憶良の歌で詠まれたことが始まりだそうです。
以下は秋の七草です。
1, 萩 マメ科ハギ属で秋を代表する落葉低木。瘦せた土地でもよく育つ。戦後などは、日本では家畜の冬季の肥料としても活躍していた。
2, 尾花 ススキ(イネ科ススキ属)の別称。萩とともに秋を代表する植物であり、十五夜の月見では一緒に飾ることが多い。
3, 葛 マメ科クズ属のつる性植物である。くずもちの材料になったり漢方の素材になったりと身近な植物の一つ。
4, 撫子 ナデシコ科ナデシコ属で、俳句などの枕詞としても使われる植物。園芸品種の種間交雑も盛ん。
5, 女郎花(おみなえし) オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物。黄色い花が美しく、物語や能の中でもモチーフを使われていることが多い。
6, 藤袴 キク科ヒヨドリバナ属の植物で、漢方にも使われている。古今集以降の歌集などでよく出てくる。
7, 桔梗 キキョウ科キキョウ属の植物にして、秋の季語でもある。紋所にもそのモチーフがよく使われ、庶民にとってもなじみの深い植物であった。
どれも詠まれた当時から人々に利用されていたりなじみ深いものであったりと身近な植物が選ばれています。外で植物を見る際にこんなことを覚えておくと、さらに楽しんでいただけるのではと思います。
(学部4年:岡田)
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