さて先日、ストックの八重鑑別を行いました。(先日といってもかなり前ですが)
店先に並んでいるストックはほとんどが八重咲ですが、販売している種子の段階では、八重咲と一重咲きになるものがが約半分ずつ入っております。
しかし一重咲きは八重咲きほど価値が低く、生産してもロスが増えてしまいます。
ですので、子葉発芽から本葉展開の間に鑑別をし、八重咲の株を効率よく生産できるように一重咲きの株をを間引きます。
今回はセルに多粒播きをして、一番八重になりそうな特徴を持つ苗を残し、ほかの苗を間引く方法をとりました。
鑑別方法は
・発芽スピード:八重が早い 一重が遅い
・子葉の形: 八重が楕円形 一重が丸形
・子葉の色: 八重が淡く 一重が濃い
子葉の面積: 八重が大きく幅広 一重が小さい幅狭い
と本などに説明はされているのですが・・
何度見てもぱっと見で違いがわからないですね。
昨年はなかなか八重率が高かったため今年も良いといいのですが…
昨今、種苗会社の努力により一部で八重率90%の品種も出始めております。
栽培にはうれしい反面、このような技術も無くなってくるのでしょうか。
(新澤)
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