2018年6月4日月曜日

課題! ~ 樽プランターを花で埋め尽くす2018 ~


今年も園芸学科の3年生の栽培・育種学専門実習の課題の一つとして、樽プランターへのペチュニアの寄せ植え実習が始まりました。以前の内容は下記からご参照下さい。

セル成型苗やポット苗、鉢花を生産するだけではなく、花を魅せるのも花の重要な仕事のひとつですからね。

ということで、今年もペチュニアの‘さくらさくら’、‘桃色吐息’、‘おゆきちゃん’のポット苗を使用して、直径45㎝の樽プランターに植え付けて貰いました。課題は、7月末の最後の実習に最も綺麗な状態に仕上げること。樽プランターの外側1/2が植物で覆われること。まんべんなく3色の花で覆われること。毎年のことながら、学生さんにとっては初めてのチャレンジです。

樽の底にネットを敷きます。きちんと敷かないと隙間から土がこぼれ落ちてきます。








次に大粒のパーライトを入れ、足りなかったので小粒のパーライトも足して・・・。




真ん中が少し高くなるように培養土を入れ、植える位置を決めて・・・。




最後に分枝を促すために切り詰め、定植します。

同じ株数と容器を使用しても、完成時の出来栄えには個性が現れます。出来栄えはともかく、およそ2か月間に渡ってじっくりと植物と向き合い、その過程から色々なことに気付いてもらえればと思っています。

 (渡辺 均)


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