花卉苗生産部では、毎年センター祭(11月3日開催)で、ヘスペロジギス ‘ミンティア パープル’を鉢花として販売しています。 毎年、完売するほど人気があります。いま、温室の中では、たくさん花を咲かせています。
‘ミンティア’は花も楽しめ、葉も観葉植物として美しく、葉にはミントのような香りがあり、樹形も自然に丸くまとまる常緑の低木です。
過去の‘ミンティア’に関するブログは、以下をご参照下さい。
花卉・苗生産部のハウス内には、すでに販売中止になってしまいましたが、‘ミンティア ブルー’
も残してあります。更新せずに7~8年近く栽培していると、まるで盆栽のようになり幹も太くなってきます。下の画像を御覧頂くと、低木ということがお分かりいただけますね。
この植物は、いろいろな楽しみ方がありますが、花壇に植えるより鉢植えにした方が株のまとまりも良く、株も長持ちするようです。もともと、岩場などに自生している植物ですので・・・。
手間いらずでおススメの植物なのですが、唯一の欠点は灌水のタイミングが植物を見ただけではわからないこと。
灌水を忘れてしまい葉の色が薄くなってしまったら、ほぼ回復不能です。この状態で水をやってもなかなか、新しい芽を吹かせてくれません。
上の画像の左側が正常な株、右側の画像のように葉の色が薄くなってしまったら、水切れをさせてしまったサイン。まだ枝先が緑色ですね。さらに進むと下の画像の中央の枝のように枝先まで色あせてしまいます。
でも、このまま枯れて行くのを見ているだけではもったいない! 挿し芽ができます! まだ、緑色が残っている枝先を鋭利な刃物で3~5㎝ほど切り取り、下葉を1~2㎝ほど取って、十分水を吸わせ、湿らせたバーミキュライトなどに挿せば、1ヶ月ほどで新しい株を得ることができます。もちろん、元気な枝先を使って挿し芽をすることも可能です。枝を切らずに折り曲げて、枝の一部を鉢土に埋めておいても、そこから発根してきます。
灌水のタイミングが難しい? ほかの植物でも共通ですが、たっぷり鉢底から水が流れ出るくらい灌水したら、次はおよそ何日目で鉢土の表面が乾いてくるのか? 季節やその日の天気によっても多少は違ってきますが、その乾きのタイミングがわかれば、そう枯らすことも無くなってくるでしょう。
(渡辺 均)
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