2014年5月6日火曜日

カリブラコア

昨日のブログにもありましたが、今、苗生産部は母の日向けのカリブラコアやペチュニアの出荷で大忙しです。



「カリブラコア (Calibrachoa)」。
今では多くの方々に親しまれている植物名ですが、育種が始まって、園芸的に利用されるようになったのは、実はわりと最近です。

カリブラコアの育種が始まったのは1990年代だと言われています。
それまでは、その存在も知る人ぞ知る、といったものでした。
ペチュニア(Petunia)とごく近縁な南米原産のナス科植物ですが、ペチュニアなどに比べると花が小さく、園芸的価値が高いとは思われていなかったようです。

しかし、育種が始まってわずか二十数年。今では、黄、オレンジ、青、ピンク、白等々、花色は非常に多様。最近では星模様のような品種もありますし、大輪の品種、さらに八重咲き品種も登場しています。草型も直立性、半匍匐性、匍匐性と多様です。







今では世界中で、親しまれる花となっています。
なぜ、わずか二十年余りでこんなに多様な品種が登場したのか...

研究を通して探っていきたいと考えています。


(金谷)




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