昨日のブログにもありましたように、先日、松戸キャンパスの通称 ‘1000属ハウス’ の片付けを行いました。
http://naeseisan2.blogspot.jp/2014/03/30-httpwww.html
草本、木本、多肉植物などなど、様々な植物が鉢植えや地植えで栽培され、1000属検定など実際に植物に触れ、覚えてもらうために使われてきましたが、やむを得ず、移動、または移動の困難な植物は伐採しました。
この温室には、熱帯の花木や果樹も植栽されていました。
ジャカランダ、トックリラン、バナナ、マンゴー、コーヒー、その他諸々。
仕方なく伐採した熱帯果樹の中にはパパイヤ (パパイヤ科・Carica papaya)もありました。
暖房が入った温室とはいえ、冬なので果実をつけていた果樹はほとんどなかったのですが、パパイヤだけは青い実をたくさんつけていました。
熟れた実はなかったのですが、もったいないし、最後の記念に、青い実をいただいて、食べました。
パパイヤの黄色く熟した果実は果物としておなじみですが、沖縄や東南アジアでは青い実を野菜のように料理して食べます。
今回は、沖縄料理の「パパイヤイリチー」に。
パパイヤです。大きいです。長さ20センチ、幅15センチぐらい↓
パパイヤイリチーの材料はだいたいこんな感じ↓
パパイヤ、ニンジン、ランチョンミート(スパム)(沖縄ではポークと呼びますね)。
今回は豚バラ肉も加えました。
皮は苦いので、包丁やピーラーで剥きます↓
二つに割るとこうでした↓
パパイヤには雄花だけをつける雄株、雌花だけをつける雌株、両方の花を咲かせる両性株がありますが、どうやらこれは雌株だったようです。単為結果で種子なし。残念ながらというか幸いにもというか、とにかく種子を取り除く手間が省けました。
パパイヤを千切りにして↓
ニンジンも千切りにして↓
水に20分ほどさらします。
まず、ランチョンミートと豚バラを油で炒めて↓
火が通ったら、パパイヤとニンジンを加えて炒めます↓
火が通ったところで、醤油、塩、砂糖、だしの素、胡椒などでお好みに味付けしたらできあがり↓
青パパイヤはポリフェノールやビタミンCが豊富なんだそうです。パパインというタンパク質分解酵素も含まれているそうです。
他には、キムチの素で和えればシャキシャキとした美味いキムチができますし、タイでは青パパイヤを使った辛いサラダ、「ソムタム」が有名です。
沖縄では刺身の褄に、大根の代わりに使っているのを見ました。
もし青パパイヤが手に入ったら、ぜひ食べてみて下さい。
(金谷)
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