2022年2月15日火曜日

色水?比色法

 最近は、共同研究の実験で、実験室にいる時間が増えました。面白い研究ですが、どんな実験かは、成果が纏まってからのご紹介になります。
 今日は、その中のほんのワンシーンをご紹介します。下の写真はある成分分析の様子です。色水のように、綺麗ですね。物質中に含まれる成分を分析・定量するためには、様々な手法と機器が存在しています。その中で、最もクラシカルな手法の一つに比色法というものがあります。


 原理は簡単で、測定したい成分を発色させ、色が濃いほど、成分の濃度が濃いことを示しています。但し、分析したい試料中の成分濃度が、薄すぎても濃すぎてもいけません。薄すぎれば、ほぼ透明になり、濃すぎると、発色の限界値となってしまい、上手く検出できなくなります。
 急がば回れの精神で、最初は丁寧に、試料中の濃度を概算し、細かな測定条件を決定していく必要があります。原理は簡単でも、臨機応変に考え、対応することが重要です。



黒沼

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