環境健康フィールド科学センターには柏の葉キャンパス内の環境園芸農場のほかに2か所の郊外農場があります。
ひとつは森林環境園芸農場(群馬県沼田市)で、冷涼地を好む果樹類(リンゴなど)が栽培されています。もう1か所は、海浜環境園芸農場(静岡県東伊豆町・熱川)で、暖地性の柑橘を中心とした農場があり、温泉熱を利用した果樹類のハウス栽培も行なっています。
先週は、園芸別科2年生の特別研修のため、2泊3日の日程で海浜環境園芸農場へ行ってきました。実習の内容は、温州ミカンの収穫と周辺施設の見学です。現地に到着し、着替えて集合し、収穫方法の説明を受けた後、収穫開始! 木から一つ残らず収穫します。すべて収穫したら、隣の木へ移動してまた収穫です。
木に登り、枝先のミカンに体を伸ばして収穫!
隣の木の葉陰から収穫したミカンと一緒に・・・。
収穫したら収穫篭からコンテナに移し替えて軽トラに乗せます。
見る見る軽トラの荷台がいっぱいになって行きます。
次の日はミカンの収穫後、周辺施設の見学を専攻ごとに分かれて行ないました。花卉専攻は、静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター(農業試験場)に行ってきました。こちらでは、柑橘類の研究のほかにカーネーション(切花)やマーガレット(切花・鉢物)の育種が行なわれています。学部花卉研OBの武藤さんの案内で施設を見学させていただきました。
マーガレットの挿し芽用の親株の管理方法について説明を受けました。
静岡県のオリジナルとしてマーガレットの新品種が数多く作出されていました。
マーガレットとハナワギクの交雑から作出された品種‘風恋香’(ふうれんか)は、ラベンダーのような香りがしました。
最後に園内(果樹園)を案内して頂きました。
木で完熟したアボカドはとても美味しいですよ。
大きな文旦も栽培されていました。
香水や香料の原料として使用されるベルガモットも植えられていました。
その後、伊豆高原に移動してサボテン公園を見学し、サボテン類やその他の多肉植物のコレクションを見学しました。
大きな金鯱(きんしゃち)の展示温室
花組の学生さんにとっては体力も頭も大いに使った3日間の研修になったのではないでしょうか・・・。
(渡辺均)
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