2012年12月3日月曜日

株の充実をはかるために

今日は、ビオラの摘花・摘蕾をしていきます。



今月の下旬に出荷を控えたビオラの鉢花です。

たくさん花が咲いていますが、
今、咲いている花は出荷のときには散ってしまいますので、
すべて摘んでいきます。



花をただ摘むだけといっても、
注意しなければならないこともたくさんあります。

無理矢理引っぱって、花を抜き取ろうとすると、
生長している芽まで摘んでしまう恐れがあります。
ビオラは、生長している芽(頂芽)に花がついていくので、
間違って芽まで抜いてしまえば、
来年まで花が咲かなくなってしまうこともあります。

その他にも注意すべきことはありますが、、、
花をすべて摘み取ると、、、



すっかりグリーンになりました。

ビオラは花を咲かせて残しておくと、
すぐに種子をつけてしまいます。
ビオラは自家和合性という、
自分でどんどん種子をつける特徴がありますので、
そのまま種子をつけておくと、
株がなかなか大きくなってくれません。
株をもっと大きくしたいときは、
花が散りそうになったときに、
とって上げるといいですよ~。

とくに、、、
一般のご家庭で楽しむときは、
今の時期に今回みたいにすべての花を採ってしまうと、
花がなかなか上がって来なくなってしまいますので、
散りそうな花だけを摘むようにして下さいね。

          (松原紀嘉)






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