2012年12月19日水曜日

丁寧で速く

今日は栄養系ペチュニアの挿し芽を行っています。

まずは繁殖用母株から穂木をとっていきます。



剃刀刃をつかって、
一本ずつ、生育が揃った天芽を採取していきます。
このときに生育だけでなく採取する穂の長さも揃えていきます。

その後は、、、



とってきた穂木の余分な葉を取り除いて、
長さを調整していきます。

穂木の調整が終わったら、
ようやくセルトレイに挿し芽ができます。



挿し芽繁殖で行うセル苗の生産は、
どうしても人の手で行わなければなりません。
なので、、、、
できる限り挿し芽のスピードを上げていかないと、
どんどんコストがかかってしまいます。

でも、、、
スピードばかりを意識してしまうと、
苗の大きさがバラバラになってしまって、
品質が悪くなってしまいます。

だから、丁寧かつ速く行えるようになるため、
何度も練習しなければなりません。

今回の挿し芽のできは、、、、



きれいに大きさが揃うようになってきましたね。
スピードもついてきたので、
次はまた別の方法で
さらなるスピードアップをしてみましょうか。

       (松原紀嘉)



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