先月半ばくらいから、露地圃場で栽培している鉢植えの一部で調子の悪い植物を目にするようになってきました。最初のうちは、水は十分にあるのに葉がやや萎れた状態になり、もしくは、急に地上部が枯れてきたりしましたが、しばらくすると、葉が完全に落ち、株がぐらついてきたり、鉢土の表面の土の粒子がやけに細かくなってきたり・・・・・。
何となく根腐れの症状のようにも思えますが、この時期でしたらほぼ間違いなくコガネムシの幼虫が鉢の中で根を食害している症状でしょう。また、今年の夏はかなりの数のアオドウガネ(コガネムシ科)の成虫を見かけましたので、おそらく鉢内に産卵したのではないかと思います。
さっそく鉢から株を抜いてみると・・・・・。
食害されたクコの地下部
ツクネイモの鉢にも幼虫が・・・
9号鉢に植えられているクコは、太い根だけを残し細根は無くなってしまいました。鉢土の中からは十数匹の丸々とした幼虫が出てきました。また、ツクネイモの親株が植えられている8号鉢からは、二十数匹のやや小型の幼虫が出てきました。イモの表面も食害された痕が残っていました。
次第に幼虫が大きくなってくると、植物は一気に調子が悪くなり、最後は根が無くなり植物は枯死してしまいます。鉢植えやプランターの場合、このような症状があらわれた際は、早めに土の中を調べ、幼虫を捕殺し、新しい用土に植え替えましょう。それにしても、今年は多いですね~。
(渡辺 均)
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