2026年4月27日月曜日

オタネニンジン5年根の休眠打破

春は萌芽の季節。温室内外で栽培している植物も次々と新しい芽や葉を展開させてきました。今日の話題のオタネニンジンの出芽は比較的遅く、4月中旬にやっと芽を出してきます。

数年前からオタネニンジン生産者から秋に5年根を研究用に譲り受け、露地圃場で越冬させていましたが、翌春には大きな芽が着いているのに数株しか出芽しませんでした。その原因は、どうやら掘り上げ時の休眠芽が十分に充実しておらず、休眠芽が完成するまでに時間を要し、その後の冬期の休眠打破に必要な低温が足りなかったようです。そこで、前年に植え付けた鉢植えの5年根にジベレリン処理を行ない出芽を促しています。

 

ジベレリン処理3週間経過後、鉢土の表面が割れ・・・・・

 

土の中にオタネニンジンの芽が

 

方法は簡単で、50ppmのジベレリン溶液を芽に届く程度の量をジョウロで与えて一晩処理し、翌日にいつもより多めの灌水で洗い流します。処理3週間経過した頃から鉢土の表面が割れ、オタネニンジンの芽が次々と伸びてきました。

 

すでに出芽した株も

 

これらの株から種子を採り、研究用として使用する予定でいます。

 

(渡辺 均)

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