5月17日のブログで御紹介しましたが、非常勤講師として行なった講義の中で、自宅でも簡単にできるペチュニアの挿し芽の方法をご紹介しました。今回はその続報です。
5月17日のブログ
http://naeseisan2.blogspot.com/2021/05/blog-post_17.html
ペチュニアの挿し芽を行なったのが5月1日でしたね。輪鉢に鹿沼土の細粒を入れ(バーミキュライトでも可)、土を湿らせ、長さ3~4㎝ほどに挿し穂を調整してから、ピンセットを使って挿しました。霧吹きで散水後、保湿のためにビニール袋の中に入れ、袋の口は開けたまま1日に1~2回ビニール袋に入れたまま、上から霧吹きで加湿し、明るい室内で管理しました。
挿し芽直後
ビニール袋の中で湿度を保たれながら約2週間が経過(新しい芽が伸長してきました)
挿し芽2週間目まで、前回のブログでご紹介しましたが、その後は・・・。
挿し芽後約4週間
挿し芽後約5週間(ポット上げ)
挿し芽を行なってから5週間後に、上の画像のようにもう白い根が鉢底から見えていましたので、輪鉢から抜いて花壇用の用土でポット上げを行ないました。
ポット上げ完了!
ポット上げ後の数日間は、直射日光の当たらない場所で管理し、根の活着を促しました。さらに10日が経過したところで、花が咲きはじめました。
開花!
得られた苗に大小はありましたが、挿し芽を行なってから約6週間で最初の花を見ることができました。
4月~5月に購入したペチュニアのポット苗を定植する前に摘芯して株の分枝を促すと同時に、切った先端の芽を使って挿し芽をすれば、2か月以内には、殖やした株の花も楽しむことができます。また、挿し芽は20℃以上あればいつでもできますので、摘芯や切り戻しを行なった際の茎を使えば、さらに殖やすことができますね~。
(渡辺 均)
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