2020年4月13日月曜日

ヒメキランソウ

今回ご紹介するヒメキランソウ (Ajuga pygmaea A. Gray.) は、九州から沖縄、台湾にかけて分布するシソ科の常緑の宿根草です。この植物の特徴は、生育が非常に旺盛で、匍匐茎を次から次へと伸ばして広がっていきます。 また、その伸びたすべての芽に、ちょうど今頃、無数のやや赤味がかった青紫色の花を着けるので、花も楽しむことができます。 



意外だったのは、この植物は比較的寒さに強いということです。柏の葉キャンパスの露地でも、多少葉先は傷みましたが、冬越しが可能です。当地は、真冬ですと最低気温がマイナス10℃以下にもなりますが、56年前から外に植えていても十分にグランドカバーの役目を果たしてくれています。暖かいところに自生している植物でも、耐寒性のある植物が時おり見られますが、ヒメキランソウもそのようです。



上の画像は、9㎝ポットに植え付けて、連結トレイに入れられた状態です。あっという間にポットも連結トレイも見えなくなってしまいました。それぐらい、生育が旺盛です。花も楽しむことができるグランドカバーとして、もっと利用されても良い植物ですね。ただいま、増殖中です。


(渡辺 均)


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