2018年7月23日月曜日

植物も夏バテ

暑いですね。梅雨が明けてしまうと園芸店でのガーデニング関連商品の売れ行きが極端に悪くなってしまうようですが、今年の夏は特にその傾向が強いようです。この連日の猛暑では、仕方がない気もしますね。私たちも戸外に出ていること自体、熱中症の危険性が高まりますので・・・。
とはいえ、すでに花壇やプランターに植えられている植物たちの世話はしなければなりませんが、その植物も暑さによるダメージをかなり受けているようです。

上の画像はコンテナに植えられているぺラルゴニウムです。花は咲いてはいますが、葉が黄変し、白っぽくなっていますね。これは、暑さにより根が傷んでしまいクロロシス(白化)が起きています。最近、このような症状を多く見かけるようになりました。暑さがその原因の一つと思われていますが、同じ場所に植えられていても、クロロシスが起きていない品種もありますので、暑さに対する耐性にも品種間差があるようです。        
対策としては、高温が原因ですので、風通しが良く、午後からの強い日光が当たらない場所に移動させるか、コンテナカバーやブロックなどを使って容器の周りに当たる直射日光を遮り、地温の上昇を防ぎ、日中の水やりはできるだけ控えましょう。また、肥培管理として、追肥は微量要素入りのやや薄めの液肥を与え、植物の消耗をできるだけ防ぐと良いでしょう。
人間の夏バテ対策は? 植物と同様に暑さ対策と十分なミネラルの摂取が重要ですね。 うなぎも良いですけどね。


 (渡辺 均)

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