そんな暑さから建築物を守ってくれる緑化技術として近年注目を集めているのが、壁面緑化です。
壁面緑化はゴーヤなどの緑のカーテンに代表するような、ネットや支持体を設置し、そこに植物を絡ませる「巻き付き登はん型」の他にも、近年商業施設での施工が目立つ「プランター・ユニット型」等、様々な形態が存在しています。
「プランター・ユニット型」とは、壁面に植栽基盤(土壌)を設置し、そこに植物体を成育させる技術のことです。
プランター・ユニット型の例
壁面の基盤(ポケット)から植物が出ている様子
このような緑化は、建築物の熱環境を改善する他にも、生物のすみかや、アメニティ効果、企業イメージの向上など、さまざまな効果が期待されています。
以前からご紹介しているように、当キャンパスでは、「巻き付き登はん型」の壁面緑化の維持管理を行っております。
昨年定植したツンベルギアは、冬季に地上部が枯死してしまいましたが、春の訪れとともに、昨年の4~5割程度の株はすくすくと成長しています。
壁面緑化ツンベルギアの様子
そして今年、新たな仲間入りを果たしたのが、このキカラスウリです!
壁面緑化キカラスウリの様子
キカラスウリは、日本特産の多年生草本で、根はカロコンと呼ばれる生薬として利用される薬用植物です。
壁面緑化で薬用植物なんて…面白いですね!笑
本格的な実験ではありませんが、どんな花や実が成り、壁面緑化の限られた土壌ではどれほどまで根が大きくなるのでしょうか?
インターネットや教科書の情報に加え、自分でやってみた情報を更新できるように、引き続き壁面緑化の維持管理を行います!
サムライジャパンのように、雑草と夏の暑さには負けないぞ!
学生:黒沼尊紀
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