2025年1月21日火曜日

はじめての化学分析

 最近の研究室は、卒論発表準備や学部3年生の実験開始など、慌しい日々が続いております。インフルエンザなども流行っているようです。体調管理に気を付け、研究室全体で乗り切りたいところです。

 さて、学部3年生は研究室分属後、3ヶ月が経過し、各自研究計画等が固まってきました。植物の活動が活発化する前に、実際の実験手法のマスターなど、準備を進めております。下の写真は、吸光光度法を用いた総フラボノイド含量の測定の様子です。



 ピペッティングなどの機器操作から、測定原理など、一つ一つ確認し、メソッドの確立を目指しております。10月から基礎的な内容について、実験指導等は行ってきましたが、何事も、やはり自分事になって初めて、ノウハウや思考法が急速に身に付くものです。
 手技だけでなく、サンプルの処理方法やサンプリングのタイミングなど、多くの事を考慮する必要があります。正確性と効率性を上手く天秤にかけながら、落としどころを探っていくことも、研究において、重要な点といえます。

黒沼


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