2018年4月11日水曜日

みえないところで


 ぽかぽかとひんやりを行ったり来たりする日が続いていましたが、ようやくコートを手放せるようになってきました。


 薬草園の一角、マルチを張った畝とウッドチップの道を挟んだスペースに、春の暖かさにひかれて伸び出してきた植物の姿がみられました。



 地面を覆うように出てきたこちらはホオズキ Physalis alkekengi です。



 昨年の夏にもご紹介しましたが、普段は薬草園のブロック枠の中で栽培展示されています。


 ブロック枠内の植物体からいくらか移植したのが昨年の夏前。
 当年は移植した株から12本の茎が伸び、数個の実をつけるだけで、冬の訪れとともに地上部は枯れていました。

 しかし、雪も降り積もった寒い冬を越え、さあ暖かな春がやってきたところ、地面の下で伸ばしに伸ばした地下茎から一斉に芽吹きました。



 ちょっと多すぎる気もしますが…。
 今年の夏には数多くの実をつけてくれることでしょう。


 暖かくなると同時に強い春風が吹き荒れるなか、先週に紹介したマルチが剥がれてしまった部分を修復しつつ、元気にすくすくと育っていく植物を眺めていました。


安藤匡哉

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2018年4月10日火曜日

春のDIY「骨組編」

 春の陽気が心地よいこの季節は、DIYにピッタリの季節です。
そこで、今回は春のDIY「骨組編」として、素人である私が、簡単に骨組を立てた様子をご紹介します。準備するものは、鉄パイプ(長め)、金槌、プラスドライバー、鉄パイプを連結する金具(ホームセンターで購入できます)、糸鋸、「Do It Yourself」という強い気持ちの計6点です。

 何故、骨組を作る必要があるのか?というと、オオナルコユリに寒冷紗を敷くためです。昨年の秋から、冷蔵庫にて低温処理を行っていたオオナルコユリは、そろそろ冷蔵庫から出し、高温に遭遇させる必要があります。その数なんと全119トレー!今回は、露地に管理スペースを設け、寒冷紗で遮光します。

冷蔵庫の中で発芽している個体を発見!

まず、全119トレーを除草シートの上へ並べます!

そして、メインの柱を作り、

屋根を付けます。

最後に、補強用の梁を入れます。

 歪みが気になってしまいますが、素人でも簡単に骨組が完成しました!笑
一番大事なのは、心の中で強く「Do It Yourself」と、何度も唱える事です。そうしているうちに、自分の中の松岡〇造さんが、自分を鼓舞してくれます。
 次週は、春のDIY「寒冷紗編」をお届けする予定です。乞うご期待!

黒沼




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2018年4月9日月曜日

ムック本が完成! 

昨年秋から撮影を進めておりましたムック本が完成しました。
本のタイトルは「手軽にふやせる さし木・株分け・取り木・つぎ木・種まき」 ㈱ブティック社発行の園芸入門編の本です。定価は1204+税。
草花、球根植物や観葉植物など45種類の植物の簡単な増やし方について、写真を多く使って、ポイントをできるだけわかりやすく解説したものです。編集の時間的な制約から、秋から冬にかけて撮影したため、多少は植物に偏りはありますが、基本的な手順や方法はそれほど変わりません。少しでもご自分で「増やして楽しむ園芸」のヒントになれば幸いです。


 (渡辺 均)

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2018年4月6日金曜日

食べラー


学部4年になりました本田です。
今回は(今回も?)オケラ【Atractylodes japonica Koidzumi ex Kitamura】についてのお話です。


 オケラは根茎を生薬『白朮』として利用し、多くの漢方薬の処方に用いられています…

 が、今回は薬用としてではなく食用としてのオケラを紹介します!





 こちらは暖かくなり顔を出し始めたオケラの若芽です。
 オケラの若芽は古くから山菜としての美味しさが知られているようです。


 ということで、私もこの機会に収穫しました。



 これを今回は



 天ぷらにしました!


 苦味などは一切なく、春らしい爽やかな味でした。
 非常に美味しゅうございました。


 『薬用でもあり食用でもある』
 オケラの魅力をまた1つ感じることができました


(学部4年:本田)


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2018年4月5日木曜日

お花見

4月に入って夏日を迎えたかと思いきや
また少しひんやりした空気に戻りましたね。
寒暖差に風邪をひいてしまいそうですが、
みなさんもお身体ご自愛ください。



今日はハウスをちょっとだけ離れて、柏の葉キャンパス周辺をご案内。

こちらは隣接する柏の葉高校の通学路。
千葉大学柏の葉キャンパスの西門の側です。













3/24撮影

ちょうど新学期が始まる頃にソメイヨシノが満開になりました。
高校生は春休みだったかな。
車の通らない道なので、自然と歩みがゆっくりに。
とても見ごたえのあるお花見でした。












3/29撮影


ここ最近は温かい日が続いたのであっという間に散ってしまいました。













4/5撮影


西側はちょっと寂しい雰囲気になってしまいましたが、
代わりに、反対の東側、通用門の近くでは、八重桜が満開になりました。











4/4撮影


駅から、ららぽーと沿いの道にも、
薄いピンクと濃いピンクの2種が咲き誇っています。




今日からしばらくスッキリしないお天気が続くようなので、
こちらのサクラは、例年よりちょっと長く楽しめそうです。

また、大学西側の柏の葉公園には、28種840本のサクラが植えられており、
ソメイヨシノは終わってしまいましたが
黄色い花弁のウコンサクラやギョイコウなど、
珍しい品種がこれから咲くそうです。


ハウスに戻ると、苗生産部でもさくらが咲いていました。













右:ペチュニア‘さくらさくら’
左:ペチュニア‘桃色吐息’

ここ数年は、おゆきちゃんも加えた3色ミックスの鉢が多かったのですが、
今年は久々に単色での販売。
こちらも見ごたえのあるお花見が、長~く楽しめますよ!




(池田)



PS.大学内は関係者以外立入禁止の個所があります。
また、私有地ですので、飲食等はご遠慮ください。



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2018年4月4日水曜日

今年度の機能性植物栽培に向けて


 暖かい日が続く反面、風も強く吹く日が多く桜もだいぶ散っていますね。
 個人的には散った後の葉桜も好みではありますが、皆様はいかがでしょうか。

 さて、昨年度より薬草園の西側を改造し、機能性植物の圃場にて栽培を行っていました。
 今年度も引き続き、機能性植物の採種およびサンプル品作成のため、栽培を行う予定です。

 その前に、昨年度の栽培時にネックとなっていた「灌水」と「除草」の手間をなるべく省くため、今年度はドリップチューブを用いた灌水システムと、防草のためにマルチングを利用して、作業の省力・効率化を図っていきます。




 昨年植えたものは一時的に移植、何も植わっていない状態で黒土と腐葉土を追加して耕耘した後、畝立てを行いました。

 その畝の上に、ドリップチューブを這わせます。



 設置したチューブの元部分にはバルブを付けており、各畝ごとに灌水の有無を設定できるようにしてあります。



 チューブ接続部に苦戦する学生たち、これでも塩ビ管を使ってドッキングさせていたものよりはだいぶ簡略化されています。


 チューブの設置後は畝の裾部分を軽く掘り、マルチをかけていきます。



 なるべくシワにならないように張りながら、足で土を踏み固めていきます。




 皆で最終チェックのために畝の周囲を歩き回って踏み固める様子は、何かの儀式にも見えますね…。


 完成!…と言いたいところですが、ドリップチューブの元のパイプ設置は、水栓増設工事が完了するまでお預けです。

 これで灌水を含めた管理の省力化に繋がることを願います…!

(安藤匡哉)

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2018年4月3日火曜日

生垣をつくる

 春の陽気というよりは、初夏の陽気が続いております。今日ご紹介するのは、クチナシ(Gardenia jasminoides)です。クチナシはアカネ科クチナシ属の常緑低木で、果実は黄色の染料となるほか、乾燥させたものは、漢方薬の原料である山梔子(さんしし)として利用されるそうです。

 そんなクチナシを薬草園の西側のキジュの周りに植え付けました!

植え付け時の様子

植え付け後の様子

生垣は一日にしてならず。数年後には、美しい生垣になっていることでしょう!

黒沼

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