2010年12月22日水曜日

シクラメンの播種

今日はシクラメンの播種です。

つい最近までシクラメンの販売をしていたかと思いきや、
もう来年の生産に向けてタネ播きが始まります。


シクラメンの種子は発芽までに、
1ヶ月くらいかかるので、
発芽までの途中で病気にかからないように、
殺菌処理をします。



それから、発芽までの期間が長く、バラバラに発芽してきてしまうため、
植物成長調整剤(ジベレリン)で発芽促進処理をして、
少しでも発芽のタイミングが揃うようにします。




たくさんの品種を作るので、
品種が混ざらないように、
シャーレに品種ごとに分けて処理をしていきます。





あとは、セルトレイに播くのみ!!



播き終わったものは、
台車に乗せていきますが、、、、




台車が何やら、怪しい暗幕で包まれています。

これは、なぜかというと、、、


シクラメンは、発芽のためには光を遮断しないといけないからなのです。

種子の発芽には、
光が必要な植物もあれば、
光があたるとダメな植物もあります。

シクラメンは典型的な後者です。
発芽に光を避ける必要がある種子を暗発芽種子(または嫌光性)といいます。

なので、光を遮るため暗幕を台車にかけています。


さて、、、
播き終わった種子は、
温度を一定にした発芽室に入っていきます。



この中は、シクラメンの発芽に必要な温度に管理されています。
シクラメンは冬の代表的な植物ですが、
発芽には意外と温度が必要で、18~20℃くらいが発芽に必要になってきます。

これで、約1ヶ月程でシクラメンのこどもが発芽してきます。



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