先月、研究室の実習で乾燥中のサフランを育苗トレイに並べました。それから1カ月が経過し、白い芽が伸びてきました。このサフランですが、ご存知のように花を観賞するだけではなく、花を摘み、雌ずい(雌しべ)を薬用やスパイスなどに用いられています。サフランライスやパエリアには欠かせませんね。
芽が伸び始めたサフラン
ふつう、サフランは9月~10月に定植し、11月中旬~12月上旬頃に開花します。開花期は短く、長くても2週間ほどです。
上の画像のように球根を圃場に植えず、トレイに並べて納屋の棚に置いて採花する方式を「竹田式」といい、大分県の竹田で編み出された方法です。このやり方は、開花した際に雌ずいが雨などに濡れることがないため雌ずいの品質が高く、収穫の際も腰を曲げて花を摘まなくて済むメリットがあります。
芽が伸び始めたサフラン
今年は、球根生産をお願いしている生産者様から例年の1.5倍の球根が届きました。日々伸びる芽を見ながら、採花のことを考える今日この頃です。
収穫されたサフランの花(2023年12月)
(渡辺 均)
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