福井県内の山中で採種したオオヨモギのタネを播きました。産地や形態が明らかな典型的なオオヨモギの種子を入手することはできませんので、今年の夏に山に入り、優良な系統が自生している場所を特定しておきました。その群落を先月下旬に再訪して果実を集めました。
種子の精製を行なった後、育苗箱に播種用土を充填して散播(ばらまき)し、バーミキュライトの細粒で薄く覆土し、20℃の発芽室内に置いたところ、5日ほどで出芽してきました。
出芽の始まったオオヨモギ
子葉の展開
来春までに2,000~3,000本の苗を作り、福井県内の圃場に定植する予定です。これまでヨモギは、春に山に入って集められていましたが、高齢化による採集者の減少、山野の荒廃による群落の減少、オオヨモギ以外の異種の増加、熊の増加などにより、系統の明らかなオオヨモギの栽培化が進められています。来年の秋にはオオヨモギ畑ができることを夢見て、増殖を進めて行きます。
(渡辺 均)
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