8月からの長い夏季休業も残り一週間となってしまいました。秋は学会のシーズンでもあります。
9月15日~16日に近畿大学(大阪府東大阪市)で日本生薬学会第70回年会が開催され、当研究室からも発表を行なってきました。プログラムは下記をご参照下さい。
https://pcojapan-online.com/uploads/jsp70_program2.pdf
発表内容は「一年生オタネニンジンにおけるデンプン濃度の日内変化」。ポスター発表ですが、当研究室を今年3月に修士課程を修了された三宅さんに研究成果の一部を発表して頂きました。
通常のオタネニンジンの栽培では、タネを播いてから収穫までに5年~6年を要しますが、当研究室では育苗期間を短くする(1年で2年分生育させる)ことで、露地栽培で収穫を1年短縮することに成功しています。
今回の発表は、早期育苗の苗質をさらに向上させるため、光条件の違いにより葉や根のデンプンの蓄積量や転流に及ぼす影響を調べたものです。短期間にできるだけ長く太い根をつくるための条件を検討しました。ポスター発表の際には、多くの研究者の方がお集まり下さいました。
発表前に
今回も大学や研究機関の研究者、生薬メーカーの方々とも意見交換をさせて頂きました。今後も健康機能性植物の栽培の効率化、さらに多面的な利用の可能性について研究を進めて参ります。
(渡辺 均)
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