2021年7月30日金曜日

実習TA総集編

夏休みがやってきました。

授業がひと段落し、レポート提出も一通り終え、ほっとしています。

 

私は3年生の専門実習のTAをやっているのですが、その実習も残すところあと1回。

ということで本日は実習で扱ったペチュニアの総集編をお届けしたいと思います。

 

【樽プランターをペチュニアで埋め尽くす2021

 

「樽プランターにペチュニアを定植し、約2か月で満開にする」という課題があり、その審査が先日ありました。私もTAとして参加したのですが、、、

こちらが私の作品となります。いかがでしょうか。

ところどころ剥げているのが個人的な反省点です。

もう少し強めにピンチをして、中心部の花芽を増やしたかった、、、

 

天候や植物の状態をしっかりと観察し、「見せる日」に合わせて植物を最高の状態にするのは簡単そうにみえて、とても難しいですね。

来年リベンジできるとしたら、もっと沢山咲かせられるように頑張ります(笑)

 

月曜日更新の渡辺先生のブログに詳細が載っています。

気になる方は下記をご参照ください。

 

http://naeseisan2.blogspot.com/2021/07/2021.html

 

 

 

【ペチュニアの交配】

 

5月に交配、6月に採取&播種したペチュニアが発芽し、写真のように大きくなったため7月中旬にそのポット上げを行いました。

F1同士を交配させているため、同じ親の組み合わせでも形質がかなり違いますね、、、!

写真右は匍匐(ほふく)性で、左は立ち性でしょうか。

葉の形も丸いものから尖ったものまで、葉の色にも違いがありそうです。面白いですね。

 

本来「育種」は大変な仕事だと思いますが、実習を通してその楽しみだけを抽出した貴重な経験をさせて頂きました。

9月にある実習最終回ではその選抜も行います。

どんな色の花が咲くのか、今から楽しみです。

 

 

このように改めて書いてみると、私はTAということを忘れて実習に参加していますね(笑)

これからも沢山吸収していきたいと思います。

 

 

(修士1年 舩木里桜)

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月27日火曜日

 実験用に交配を行っていたトルコギキョウですが、下の写真のように、開花を迎えました。引き続き、交配を行っていく必要がありますが、自分で採った種子で、開花まで迎えてくれると、園芸品種とはまた違った喜びがあります。また、下の写真のように、多様な花色・花形の個体が得られました。


 
 交配親は、花色はピンクでしたが、子の中には、黄色の個体もあります。とても興味深いですね。ハマったら最後、抜け出せそうにありません。これが育種の「沼」というやつなのでしょうか?笑


 好奇心を落ち着かせ、本来の目的に立ち返ります。
 植物の不思議さに触れると、夏の暑さも幾分かは和らぐような気がします。



黒沼

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月26日月曜日

樽プランターをペチュニアで埋め尽くす 2021 結果発表!

毎年、3年生の専門実習で行なっている実習内容ですが、先週の実習日にその課題の評価を行ないました。詳しい内容は、67日のブログでご紹介しましたので、下記をご参照下さい。

 

http://naeseisan2.blogspot.com/2021/06/2021.html

 

花卉は生産して出荷するだけではなく、綺麗に魅せる、展示して楽しんで頂くことも重要な要素と考え、直径45㎝の樽プランターにペチュニア‘さくらさくら’、‘桃色吐息’、‘おゆきちゃん’のポット苗を植え、以下の条件をクリアすることを目指して、5月下旬から栽培を開始しました。

 

7月の実習日に最も綺麗な状態に仕上げること。

② プランターの外側1/2まで植物(花)でバランスよく覆われていること。

③ まんべんなく3色の花で覆われること。

 

さて、その結果は・・・。












いかがでしたか? どれ一つとして、同じものがありませんでしたね。手を入れた人が違えば出来た作品も違っています。今年は長雨が続き、日照不足もあり、水管理・肥培管理の難しさもあり、下葉や茎の枯れ上がりも発生し、株の中心に花が無くなってしまったものも見られました。そんな悪条件の中でも綺麗に仕上げられた樽プランターもあり、そのちょっとした気付きや対処が大きな差になって表れました。

 

「目線をより植物に近づけて、よく観察すること」 言葉にすると簡単なようですが、そこから得られる情報を察知して対応することがとても重要ですね。

 

(渡辺 均)



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月24日土曜日

へばる。植物も、私も

こんにちは、研究生の秦です。

 

暑い日が続くと、体にもメンタルにも、厳しいです。

 

人間が、夏で熱中症を起こすのと同じく、植物も暑い日で病気が起きやすいわけです。

 


 これは自分の家のベランダで育てていたトルコギキョウです。水は十分に与えているのに、こんな状態を見た時、びっくりしました。夏は、遮光カーテン使って、温度を下げるということは知っていますが、これはあくまで通気性の良くない温室の場合で、ベンランダだったらそんな必要がないと、実家が寒い場所にある私を考えていました。すいません、甘かったです。

 

 では、早速植物を救いしましょう!まずは土が湿っている場合は、慌てて植物に水をやらないで下さい。暑さで、植物は弱っています、過湿が続くと、根腐れや立ち枯れに繋がり、水の吸収ができなくなくなって、死んでしまいます。まず植物を涼しい所に運んで、打ち水をして周りの気温を下がりましょう。植物の状態が落ち着いたら、またたっぷり水やりを。植物と人間も同じ、弱っている時があるのですが、意外と強い面もあります。症状が軽ければ、一日のうちに、植物は元気を取り戻します。

 

あとは病気について。トルコギキョウの場合は夏に立ち枯れ病が起きやすい、他の植物はまた他の病気かかりやすい、具体的な方法はまた調べましょう。

 

ところが、今年の夏は本当に暑い、好奇心が湧いて、アフリカ大陸の夏気温を調べたところ、意外と日本より低い…豆知識ですが、現在の最高気温記録は、1913710日にデスバレーで出た56.7℃です…本当の意味のデスか…早めに涼しい秋に入りますように祈っております…

 

(研究生 秦)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月20日火曜日

黄色の花

 夏本番の日々が続いております。皆様くれぐれも熱中症にはご注意ください。
 さて、7月末は学生さんの中間発表も控えております。中間発表では、各自、研究に関する進捗状況を報告します。今日も9:30から発表が予定されています。発表を控えた学生さんは、戦々恐々としているころでしょうか・・・

 話は変わりますが、私が学生だった頃から、当研究室では、Calibrachoa pygmaeaという植物の花色変化について、研究を行っております。日中に黄色、夜間に白色に花色が変化する非常に興味深い植物です。


苗テラスへ移動した株
ピンチしたいですが、花が調査の対象のため、今回は控えます。笑

  縁あって、少し栽培をしております。春先よりも真夏の高日射の方が、黄色の発色が良いように思えます。また、夕方で日差しが入っている時間帯でも、花色が白色になるなど、温室内で栽培することで、実感として分かることも多い気がします。
 経験が色々なことを教えてくれますね。



黒沼


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月19日月曜日

種子播きいろいろ ~園芸産業創発学プログラムの講義~

今週で大学の講義もひとまず終了です。学生さんにとっては、嬉しい(?)夏休みに入ります。

 

先週の水曜日の5限目に園芸産業創発学プログラム学生向けの講義を行ないました。園芸産業創発学プログラムとは、園芸別科の後継コースとして創設された4年生のコースです。

 

園芸産業創発学プログラムとは

植物工場や大規模施設園芸をはじめとする次世代園芸産業の発展・展開を担うプロフェッショナル人材の育成を目指します。学内の豊富な施設を用いた教育に留まらず、国内外の企業での中長期インターンシップ・実践演習を行うことにより、グローバルな視点での日本の農園芸産業を考える能力、かつ即戦力となる高い課題解決能力を身に付けます。農園芸産業及び関連技術に強い関心があり、将来農園芸ビジネスに関わりたい、あるいは自ら新たなビジネスを創りたいという意欲を持ち、日本の農園芸産業の発展に強い志を持った人材を求めます。

 

上記のような人材育成を目的として、教育と課題研究を行なっています。当研究室には、3名が在籍しており、そのうちの4年生2名は、長期インターンシップ(6か月)により学外で修業中です。

このプログラムは、一般入試とは別に11月に実施される特別選抜と大学入試共通テストの一部の科目で合否が決定されます。

 

本プログラムに興味のある高校生の方、お近くにそのような意欲のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ受験をお勧め下さい。もう少し詳しい内容をお知りになりたい方は、下記をご参照下さい。

https://readyfor.jp/projects/chiba-u-engei/announcements/89769

 

上述のように、このプログラムはより実践的な内容が求められていますので、4回目の花卉の講義は、花卉・苗生産施設で実施しました。

「種子播きのいろいろ」と言ってしまうと網羅的ですが、実際に行なったのは、セルトレイへの播種用土の手詰めの基本、自動化播種ラインの流れの理解、播種機のいろいろ、ハボタンの播種、覆土・・・。

まずは、セルトレイへの播種用土の手詰め方法の理解です。いくら種子播きが機械化された時代と言っても、手作業での基本を理解しないとどのように機械化されたのかが理解できません。

そこで、播種用土の種類と選択、用土の組成、セルトレイへの播種用土の詰め方などの解説をしました。知らないといけないことはたくさんあります。残念ながらこのような内容は、教科書には書いてありません。何事も練習ですので、何度も実際に手で播種用土を充填して、感覚を覚えて貰いました。

 

その後、播種ラインの流れを見て貰いながら、ドラムシーダーやノズルシーダーの動きや適した種子の種類などを解説しました。手で播種用土を詰めたことで、用土充てん装置の機能や動きが理解できます。

今回は、敢えてこれらの播種装置を使わず、簡易的な播種機を使ってハボタンの種子を播きました。

仕組みは単純です。手前のホースは掃除機につながっています。掃除機のスイッチを入れると「ぶ~ん」と吸引し始め、小さな穴が空いているパネルの上にハボタンの種子が張り付いていきます。

種子を各穴に吸引させたまま、パネルを裏返しにしてセルトレイの上に乗せて、掃除機のスイッチを切り、パネルの小窓を開くと種子がセルトレイに落ちる仕組みです。

待ちきれない学生さんは、200穴に手播き(1粒播き)です。機械化の有難さも理解できます。

 

 覆土は覆土装置で行ない、灌水は腰水と上面からの霧吹きで行ないました。

ここで初めて土の詰め方の良し悪しが目に見えてきます!


上の2枚の播種の完了したセルトレイは、どちらが良いと思われますか?


どちらも播種して覆土するまでは、全く同じに見えますが、灌水をすると違いが現れました。

 

正解は下の画像のセルです。

 

適度な強さでの土詰めと、灌水したことで播種用土が若干沈み、セルとセルの仕切りが見えるようになりました。セルに詰められた播種用土中に適度な隙間があることを示しています。ポット苗に移植する際も、適度に土を詰めたポットは、灌水をすると用土が若干沈みますね。

一方、上のセルは、詰める量が多く、硬く詰め過ぎてしまったため、灌水をしても土が沈みませんでした。このようなセルで苗を育てると、発根や根張りが悪く、良い苗は得られません。

 

このような園芸生産に必要な基本的な理論と実践を積み上げていくことで、次代の園芸産業人として育って欲しいと願っています。

 

 

(渡辺 均)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月16日金曜日

北海道のカマンベールチーズはおいしい

こんにちは。学部4年の岡田です。

 ゲリラのような雨が降ったり、夏を思わせるような日差しだったり、天気が安定しない毎日ですね。ビニール傘を持ち歩くようにしていますが、電車や学校の笠置等によくおいてきてしまい、今年だけで4本目の購入に至ります。

 

 先日、といっても大分昔のことですが、4/15-4/162日間、教授の渡辺先生にご一緒させていただき、北海道の安平町にあるアロハカントリークラブを訪問させていただきました。

 

 こちらでは、私の研究対象植物であるキクイモの栽培をされていて、生産現場のお話を聞くことができました。

 こちらは実際のキクイモの畑です。お話によると、11月下旬に掘り上げたものを、土中で保存していたようです。ここからいくつか掘り上げ、中を見させていただきました。

 

 また、それらをフリーズドライでチップにしたものや加工されてキクイモ茶にされたものが下の写真です。

 以前のブログでも書きましたが、キクイモには血糖値を下げる効果や豊富なポリフェノール等が確認されています。まだあまり知られていませんが、健康食品としての機能性は十分です。私の個人的なおすすめはキクイモ茶です。ぜひお試しください。

 

 キクイモ以外にも、渡辺先生をはじめ様々な専門の方々から、エゾノレンリソウの栽培や植生のお話を聞いたり、エゾウコギの栽培様子の写真を見せていただいたりと、大変実りある北海道滞在でした。多くのことを勉強することができ、非常に面白かったです。

 現場での生の声も聞くことができ、非常に参考になりました。アロハカントリークラブの方々、HAL GREEN株式会社の方々、引率してくださった渡辺先生、本当にありがとうございました。


(学部4年:岡田)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月15日木曜日

種まき準備

今朝の天気予報で、今週中に梅雨明けをすると放映しておりました。
ギラギラと太陽輝く夏まであと数日ですね。

さて、苗生産部では数日で、秋冬物(パンジー ビオラ)などの播種が始まります。
そのためにセルトレイの準備を行いました。
例年同様沢山出来ますね…

10月頃出荷予定の播種も行いました。

苗生産部の夏は始まったばかり。
(新澤)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
季節の鉢花 好評販売中‼

千葉大学花卉苗生産部の季節の鉢花が好評販売中です。


花卉苗生産部定番のペチュニア‘さくらさくら’8号(直径24㎝)鉢


夏を彩るサンパチェンスさくさくオレンジ9号(直径27㎝)鉢

どちらも送料・税込で1鉢4,000円(一部地域除く)です


ご購入・ご質問のお問合せは
以下のメールアドレスへお願い致します。

「鉢花担当係」まで

※ご購入希望の方は必ずお問い合わせの上、当方からの返信メールをご確認ください。
 
※限定商品ですので、売切れ次第終了となります。
 ご了承ください。

宜しくお願い申し上げます。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月13日火曜日

ピンチシーズン

 先週に引き続き、今週もピンチの話題です・・・


 上の写真は、JFS花壇のピンチの様子です。長雨により、地際が溶けてしまっている個体もちらほらとありました。例年、ピンチ区と無処理区を設けていますが、明らかにピンチを行った方が、夏場のガーデンパフォーマンスは高いです。

 

 こちらの写真は、先週の研究室の学生さんの実習で、ピンチを行って頂いた様子です。4名の学生さんの力を借り、数時間で終えることが出来ました!泣
 こちらの株は、立ち枯れ防止用に殺菌剤と液肥を灌注し、様子を見ている状況です。

 夏本番の予感。これからが本当の意味で、ピンチシーズンになるかもしれません。泣



黒沼

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
季節の鉢花 好評販売中‼

千葉大学花卉苗生産部の季節の鉢花が好評販売中です。

花卉苗生産部定番のペチュニア‘さくらさくら’8号(直径24㎝)鉢


夏を彩るサンパチェンスさくさくオレンジ9号(直径27㎝)鉢

どちらも送料・税込で1鉢4,000円(一部地域除く)です


ご購入・ご質問のお問合せは
以下のメールアドレスへお願い致します。

「鉢花担当係」まで

※ご購入希望の方は必ずお問い合わせの上、当方からの返信メールをご確認ください。
 
※限定商品ですので、売切れ次第終了となります。
 ご了承ください。

宜しくお願い申し上げます。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

2021年7月12日月曜日

芽が出る! 花が咲く!

ここ最近の私のハウス内の植物のトピックです。長年、植物を育てていますが、芽が出たり、花が咲いたりする瞬間は嬉しいものです。 一方で、以下の2つの植物の発芽や開花は、見慣れている植物でありながら、あまり目にすることがありません。


子葉でわかる植物図鑑なる本が売られているようですが、この上の画像の子葉2枚と本葉1枚で、この植物の名前が分かった方は植物のプロでしょうね。じつは、下の画像の植物の実生です。

 観葉植物として普及しているシェフレラの実生でした。結実して赤熟してきた果実を収穫して、水洗いして取り播きしたものです。上の画像の本葉をよく見ると、小葉がまだ1枚しかありません。植物体が小さいうちは、子供の形「幼葉」が展葉する植物が結構あります。大きくなるにしたがって、複数枚の小葉が展開してきます。

 

 また、観葉植物の多くが栄養繁殖(挿し木や株分け)で増殖されることが多いですが、種子で殖やすと採種した親と異なる葉形や葉色、樹形になることがあります。今後の生長が楽しみです。

 

 

もうひとつがこちらです。先月末まで咲いていました。

 5年ほど前に下の画像のような赤色の花に授粉をしました。子房が膨らみ、採種できたものを播種し、それからずっと球根を育ててきました。花が咲いてみるとなんと花色が違う! なんだこれは?

 花色が桃色になり、花形も多少変わってしまいました。この赤花の植物は、バロータ(Vallota speciosa)、現在はキルタンサス エラツス(Cyrtanthus elatus)です。

 

自分で交配して種子を播いてみると、思わぬ花が咲いてくることがあります。オリジナルの株や花をつくるのも園芸の楽しみの一つではないでしょうか。

 

(渡辺 均)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
季節の鉢花 好評販売中‼

千葉大学花卉苗生産部の季節の鉢花が好評販売中です。

ただいま販売中なのは
花卉苗生産部定番のペチュニア‘さくらさくら’8号(直径24㎝)鉢


夏を彩るサンパチェンスさくさくオレンジ9号(直径27㎝)鉢

どちらも送料・税込で1鉢4,000円(一部地域除く)です


ご購入・ご質問のお問合せは
以下のメールアドレスへお願い致します。

「鉢花担当係」まで

※ご購入希望の方は必ずお問い合わせの上、当方からの返信メールをご確認ください。
 
※限定商品ですので、売切れ次第終了となります。
 ご了承ください。

宜しくお願い申し上げます。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・