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2020年の私のブログも今回で最終日です。今年もいろいろなことがありましたが・・・。
花卉研究グループの今年最後の共同作業は、やはり穴掘り! 4年生は、卒業論文の作成に集中するため、この日で共同作業からは引退です。
穴掘りの目的? 自分たちが実験に使った植物材料を廃棄するための大きな穴を掘るということが、そもそもの理由でしたが・・・。
いつもは何の気なしに残土や植物ゴミを捨てていますが、土捨て場や圃場の周辺環境の整備も大切な仕事です。当事者になってみなければ、その有難さがわからないことも・・・。
そんな意味も含めて、スコップを使って、ただひたすら掘る! 今回はフォークリフトとコンベアも準備して、残土を袋に詰めていきます。
最後に記念撮影。いつもでしたら、その後は忘年会という流れですが、今年は残念ながらこの部分は変えなければなりませんでした。
一生懸命に植物と向き合い、研究に打ち込み、スキルを磨き、その知見や技術を将来の仕事に活かしていくことは、いつの時代の学生さんも変わらないこと。
本年も花卉・苗生産ブログをご愛読下さいまして有難うございました。来年も花卉・苗生産部を宜しくお願い致します。皆様、どうぞ良い年をお迎えください。
(渡辺 均)
こんにちは 学部3年の君島です。
最近はすっかり寒くなり、冬も本番という感じになってきましたね。
年末に向け、何かと忙しい日々をお過ごしだと思います。
今回は先日私が出荷に行った大田花きについて説明したいと思います。
大田市場での出荷品の数々
写真撮影時は少し前なのでシクラメンなどが多かったです。
大田花きとは、様々な種類の花卉を下ろしている市場であり、世界の花市場の中でも3番目の規模を誇る市場になっています。
普段花を実際に買う際には、多くの場合店頭にて購入すると思いますが、多くの場合そこに並んでいるものは大田花きのような市場からの卸売られたものになっています。
そのため、花の流通においてまた農家にとって市場というものはとても重要なものとなっています。
実際に出荷の現場に行くことで、見えるものもありとてもいい経験になりました!
一般の方も購入する場所などがあるみたいなので、機会があったら市場で買い物をしてみるのも面白いかもしれないですね!
最後になりますが来年もどうかよろしくお願いいたします。
皆さんもよい年末をお過ごしください。
(学部3年君島)
バナナもウドも木本植物ではないとお叱りを受けそうなタイトルですが・・・。
今日は、今年の4月のブログ「バナナと再会!」の続きの話題です。4月6日のブログは、下記からご参照下さい。
http://naeseisan2.blogspot.com/2020/04/blog-post_6.html
青森県のとある場所で大切に栽培して頂いているこの野生のバナナですが、先日、別の用件で半年ぶりに再開したところ・・・。同じ温室内に植えられているバナナには葉があり、果実をたくさん着けていましたが、千葉大から行ったバナナには葉が見当たりません! 茎だけ? 最初は柱かと思いました。
背丈ほどの高さにたくさんのバナナが実っています
茎だけで葉が見当たらない!
上の画像のようにただ柱のように茎が見えるだけ。保温カーテンのちょうど隙間のところからさらに上まで伸びています。3mは優に超え、まるでジャックと豆の木! どこまで伸びて行くのでしょう・・・。青森は冬が厳しいため、温室の中の保温カーテンを一日中閉め切っているのが普通です。そのため、葉がまったく見えません。
こちらで栽培していた時とは明らかに大きさが違います。このハウス内の茎だけのバナナを見るたびに、預け先の方は千葉大の私を思い出されるそうです。私がいくら果実はとても美味しいですよと力説しても、茎だけのバナナを見れば何とも申し訳なく、また肩身の狭い思いをしてしまいます。
そう言いながら、大きく育った分、来年にはたくさんの美味しい果実を着けてくれることを期待していますが、そうじゃなければ、「独活の大木」ならぬ、単なる場所塞ぎの「バナナの大木?」になってしまいます。来年こそは、良い報告ができることを願っています。ちなみに、ウドもバナナも草本植物ですけどね。
(渡辺 均)
こんにちは、研究生の秦です。
どんどん寒くなり、いよいよ来年ももうすぐですね。
今回は前の実習で取り扱った二つの薬用植物オオナルコユリとトウキについてご紹介します。
写真はオオナルコユリの種子です。種子の色は宝石のようで、黄色、緑色、黒色と多様です。ユリ科植物で花が鳴子(なるこ)に似ていることからその名が付けられています。生薬名は黄精(おうせい)で、リウマチに効くと言われています。また、薬用酒として使われることもあります。
トウキはセリ科シシウド属の多年草です。個人的な感覚ですが、葉はセリのようなにおいがします。また、薬用とする根の見た目はオタネニンジンと似ている気がします。生薬として鎮痛、鎮静などに効果があるそうで、冷え性に悩む女性にお勧めです。
私の出身は中国の東北です。この二つの植物は中国の東北の山に多く自生しているそうです。母国にいる時にこの二つの植物の名前を聞いたことがありましたが、実物を見るのは、先日の実習が初めてでした。中国の地元で自生する植物を日本に来て知ることは不思議な感じがします。これからもっと様々な植物について知りたいと思います。本から得る知識だけでは中々覚えられないので、以降の実習も楽しみにしています。
(研究生:秦)
(新澤)
当研究室の卒業生でもあり、世界的な花の育種の優れた品種を育成した育種家に贈られる「ブリーダーズカップ」の第1回受賞者でもある竹下大学さんが、改正種苗法についてのインタビューを受けられ、その内容がヤフーニュースで配信されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28a051102cd77aae1ba3392af20572c1e1cc54af
改正種苗法については、皆さんもニュースでご覧になったかと思います。成立までに紆余曲折がありましたが、先日の国会で成立しました。その経緯や内容について、育種家・技術者の視点から分かりやすく解説されています。
情報をわかりやすく、正しくお伝えすることも、その道の研究者・技術者として必要なことですね。
(渡辺 均)
こんにちは、学部2年の松田です。
研究室には4月くらいに入りましたが、今回、初めてブログを書くことになりました。宜しくお願いします。
さて、今回は、私の部屋にある観葉植物のサンセベリアについてご紹介します。
葉が途中でぶつっと切れているように見えると思います。実は、宅配を受け取って開封した時点で、葉が折れていたんです。この葉の先の部分は再生されないのでしょうか…よく見ると少し気になりますよね。
最後に灌水をしてからおそらく3週間ほど経ちましたが、このくらい土が乾いた時にたっぷりお水をあげるのがベストで、逆に頻繁にあげすぎてしまうと、根腐れの原因になってしまうそうです。管理が楽チンで、私みたいなズボラな人にぴったりですね。
でも、そろそろ水やりを断たないといけません。なぜかというと、原産地が熱帯や乾燥帯なので、冬が苦手で、休眠させる必要があるのです。次にあげるのは3月くらいになりそうですね…おやすみなさい。
学生:松田
毎年、12月の最初の土曜日は「シクラメン祭」を行なってきましたが、今年は「シクラメン直売会」という名称で、販売会を実施しました。昨年と何が違うかというと、新型コロナウイルス対策です。
例年、会場はシーズホールでしたが、今年は「密」を避けるため外での開催。駐車場広場での実施となりました。前日からテントを組み立てて、机を運び、コンテナを並べ、トラックにシクラメンを積み込んで・・・。その他にも事前予約と新型コロナウイルス対策も。
そこまでしても、直売会を行なわなければならない理由? 11月9日のブログをご参照下さい。
直売会当日は、職員は6時集合! 長嶋技術専門職員は、真っ暗な中、早く来てすでに鉢花を会場に並べていました。頭が下がります。作業前の挨拶の後、シクラメンを会場に運んで並べます。外はまだ夜明け前。おまけに今年も雨ですね~。これで2年連続雨です。それまでは8年間ずっと晴れだったのですが・・・。雨男?
朝の挨拶
暗闇の中でシクラメンを並べます
明るくなって、会場の全容が見えてきました。
8時30分からはパートさんとの打ち合わせも行ない、当日の流れと役割の再確認を行ないました。
パートさんとの朝礼
販売開始は9時30分からでしたが、すでに開始1時間目にはお客様が! 寒空の小雨の降る中、とても有難いことです。準備を急ぎ、開場を30分ほど早めて販売!
その他にも、池上先生にお手伝い頂き、屠蘇散、サフラン、キクイモ関連商品、オタネニンジン、バタフライピーなども販売しました。これらの商品は品切れになるまで、当センターの農産物直売所・緑楽来(みらくる・開店時間13時~15時)でも販売しています。
シクラメンをお買い求め頂いた方のレジ袋の中や宅配便の箱の中には、ご家庭で長く楽しんで頂くための栽培マニュアルを同封させて頂きました。さらに、栽培に関してご不明な点がございましたら花卉・苗生産部までお尋ね下さい。
花卉・苗生産部:fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
悪天候の中、御来場、ご購入下さいました皆様、誠に有り難うございました。また、休日にも関わらずご協力下さいました教職員の皆様にも御礼申し上げます。
(渡辺 均)