2016年5月11日水曜日
ハウス天窓の補修
最近、低気圧が通り過ぎると、きまって強風が吹き荒れますね。
春の強風は季節を前に進めると言いますが、もはや夏の気温です。
さて私の薬草ハウス、これまで何度もビニールが破れて補修を繰り返しています。
小さな破れであれば、ハウスと同じ材質の補修テープを使って直しますが、
今回は大きく破れてしまったため、張り替えをしました。
なぜビニールが破れてしまうのでしょうか?
直接的な原因はもちろん強風ですよね(笑)
しかし、普段の管理も被害を防ぐために重要です。
・経年劣化していないか(張り替え時期はいつ?)?
・ビニールはきちんと展張しているか(頭上に水たまりができちゃいますよ)?
・小さな破れでもきちんと補修しているか?
・風の強さに合わせて天窓や側窓の開け閉めをしているか?
・風でばたついている箇所をきちんと処置しているか(スプリングで固定する、ビニールバンドで押さえるなど)?
などなど
それから破れたまま放置してしまうと、
・雨が入り込んで植物に物理的なダメージやストレスを与え、病害虫の被害にもつながる
・暖房や冷房効率が下がる
・破れたところから風が入り込んで、さらに破れが大きくなる
・閉めていても風が入り込んでしまい、ハウス内の気圧が上がって他の箇所も破れてしまう
・破れたビニールが道路や民家等に飛んでしまい、二次的な被害がでてしまう
などなど
これは大変な事態ですね。
また、管理がきちんと行き届いていない印象をもたれてしまうし、実際のところそうなのでしょう。
天窓のビニール張り替えは高所での作業になるので危険を伴います。
写真では高さも感じませんし、爽快感すら感じますが、きちんと安全に配慮して撮影していますよ。
ハウスの骨組みに手や足をかけて行うので、滑りやすいです。風が吹いていればなおのことですね。また、骨組みは今の季節とても熱く、やけどするほどです。
作業は必ず複数でやりましょうね。脚立が落ちてしまったら降りられなくなります。
植物の管理とともに、植物がおかれている環境を普段からきちんと整備することはとっても大事なことですね。
自戒も込めて・・・
(新藤 聡)
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