カリブラコア (Calibrachoa) を用いた研究を行っている学生の土屋くん、
今日は、自分の管理する温室に電照を設置しようとしています。
カリブラコアは本来、相対的長日植物であるとされていて、高温長日条件ではよく開花しますが、
今のように低温短日条件だと、開花数が減ってきたり、全く開花しなくなります。
それでも品種改良は進んでいて、だんだんと短日条件でも開花する品種は増えてはきていますが・・・
何はともあれ、研究用のカリブラコアの開花期を少しでも延ばそうと、電照を設置して、人工的に長日条件を作ろうと頑張っています。
材料は、電線と電球ソケットが連なった電照用ケーブルと、電照用の電球と、あとは苗生産部にある資材で工夫してなんとかします。
今回は温室の一部だけを電照・加温したいので、トンネルも設置します。
切った鉄パイプをベンチにネジ止め固定し、
トンネル用の支柱をパイプに挿して、
電照ケーブルを設置して、
ようやく明かりが点りました。
あとは、ビニールで覆って、タイマーをつけて、電照トンネルの完成です。
簡単そうに見えますが、いろいろと試行錯誤して、着手から2日かかりました。
温室を管理していると機器故障や被覆資材の破れなど、まずは手持ちの材料でなんとかしなければならないことがよくあります。
トンネルの作り方も、電照の設置方法も、もちろんこの方法でなければいけないわけではありません。
専用資材を購入すればもっと簡単にできるでしょう。
でも、工夫次第で、臨機応変にこういったことが素早くできるようになると、後々も役に立つことがあると思います。
(金谷)
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