2014年1月20日月曜日
ペチュニアのポット苗生産
今日は大寒ですね。今朝の柏の葉キャンパスの外気温は-3℃でした。外の寒さをよそに、ハウス内では春のガーデニング向けにペチュニア(さくらさくら、おゆきちゃん、桃色吐息)のポット苗生産が始まりました。3月中旬から3.5号ポット苗として小売店やガーデンセンター等に出荷するものです。あらかじめ決まっている旬別の出荷・販売計画に基づいて、挿し芽を行っていたセル成型苗を使用して植え付けます。植え付け時期によって異なりますが、植え付けから45~60日で出荷できます。
挿し芽で殖やしたセル成型苗をあらかじめ土詰めしてハウス内に並べて置いたポットに植え付けるだけですので、簡単な実習のようですが・・・。
この実習のポイントは植え方です。
①同じ大きさの苗を選んで植えること。
②今後の栽培管理を考えて、他のポット苗の植え方よりやや深めに植えること。これは完成したポット苗が腰高にならないようにするためです。
③ポットの土をできるだけ固くならないように植え付けること。これは、植え付けたセル苗の活着を促すためです。
④いつものことですが、植え付けるスピード。素早く丁寧に。
実際にやってみると、おなじように植え付けるのはなかなか難しいようです。手早くやらないと苗が傷んでしまいます。やり直しはできません。
ポットに等量に詰められた用土に同じ方法で、同じ大きさの苗を植え付け、同じ管理を続けることで、その後の生育が揃い、出荷作業まで同一の管理を行なうことができます。些細なことかもしれませんが、植え方ひとつを間違うとポット苗の品質や管理・出荷作業に無駄や余計な労力がかかってしまうことがあります。基本が大事ですね。
(渡辺均)
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