2013年10月30日水曜日

収穫間近


秋雨の時期も終わり、乾いた冷たい風が吹き始めるころ、
薬用植物トウキの収穫が始まります。

トウキの栽培は通常収穫するまで2年かかりますが、
こちらではセル成型苗育苗を取り入れた1年栽培の確立を目指しています。


6月の1年栽培試験区


10月の1年栽培試験区




6月の2年栽培試験区(慣行)


10月の2年栽培試験区(慣行)




1年栽培の株は2年栽培の株と比べても大きさに遜色はありません。
収穫まであと1カ月弱あるので、高収量が期待できそうです。


収穫した根は湯もみした後、雨よけしながら寒風でじっくり乾燥させます。
それから生薬試験を行い、生薬としての基準を満たしているかどうか、
調査を行っていきます。


結果が楽しみです。


��新藤)







��1月3日(日)、千葉大学環境健康フィールド科学センターで「センター祭 2013」が開催されます ↓
花苗など農産物の即売、体験会など、いろいろなイベントをご用意しています。ぜひお越し下さい。

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2013年10月29日火曜日

時期塊茎君




    10月は、シクラメンにとって本格的な葉組みの時期です。



    今年のシクラメンも、12月の出荷に向け急ピッチで行われています。












    これは、シクラメンの自家採種した種子です。



    約6か月前に採種、精選、乾燥、貯蔵しておいたものです。



    今年は10種類の組み合わせでした ・ ・ ・、来年どんな色が出るかなー?







    そうです・・・!。 葉組みだけではなく、もう来年の品種を選定する時期なのです!!。



      今年は、すこし遅くなってしまいました。


        遅くとも、11月中下旬には播種予定です。



          実は、この品種選定の時がいちばん楽しいのですよネー!!!。





��石井)
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2013年10月28日月曜日

地域の子供たちを守る花 Part 3.

すっかり、寒くなってきました。今朝は、柏の葉キャンパスの農場でも10℃を切りました。



さて、「葛飾区学校地域応援団」という東京都葛飾区の取り組みについては、7月15日と7月22日のブログでご紹介しました。

7月15日のブログ:http://naeseisan.dtiblog.com/blog-date-20130715.html
7月22日のブログ:http://naeseisan.dtiblog.com/blog-date-20130722.html



先日、春・夏花壇から秋・冬花壇への模様替えを行なってきました。


今回、お集まり頂いたのは、学校地域応援団の皆さんはもちろんですが、町内会の防犯・防災担当の方がお手伝いに来て下さいました。この地域は、本当に色々な方がお手伝いに来て下さいます。




今回も、雑草を抜き、多少の腐葉土と園芸培土を花壇に入れ、元肥の化成肥料を混ぜて花壇を整地し、そこに宿根草やハボタン、セル成型苗のビオラやノースポールなどを植えました。






定植作業




植え付けたときは苗も小さく、花壇の土が見えて株間もかなり広く感じられますが、あとひと月もすれば、少しずつ花壇らしくなってくることでしょう。






ポット苗の間に小さな苗が植えられています。




そのあとは、寄せ植え教室です。小学校に飾る寄せ植えを作りました。植え付ける位置を決め、鉢土を丁寧に崩し、高さを決めながら植え付けて行きました。皆さん、初めて寄せ植えに挑戦されましたが、賑やかに、楽しく、そして綺麗な寄せ植えが完成しました。





寄せ植え教室








完成した寄せ植えは、小学校の北側入り口でしばらく養生させます。




地域の皆さんが、街のため、子供たちのために花を育てる。その活動を皆さんが無理なく花を楽しんでいただけるよう、今後も私たちは応援していきます。   

  (渡辺均)


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2013年10月26日土曜日

オルラヤ ホワイトレース

おはようございます。





とげとげのオルラヤ種子

種皮が堅く、なかなか一斉に発芽してくれない、困った種子です。

発芽が揃わないというのは、セル苗生産にはかなりのマイナス事項です。
なぜなら、、、

  発芽が揃わない
    ↓
  発芽室から出せない(出してもよいが温湿度の管理が難しい)
    ↓
  光が足りない
    ↓
  徒長しやすい・生育が遅れる・虫が出やすい

苗の品質に大きな影響が出ます。
他にも、播種や挿し芽が次から次へと行われるため
発芽室が飽和状態になることもあります。

なかなかの困ったさん・・・

そこで、種皮を柔らかくし十分に吸水するよう、
一晩水に浸けて播種をしました。



さらに、オルラヤは嫌光性。
覆土を厚くし20℃の発芽室へ。

2週間ほどで芽が出始めました。
初めはフックのように土から顔を出し、


子葉がぴょこん


一週間ほどで本葉が展開し始めます。



これから2ヶ月ほどの育苗期間を経て、春から初夏には
イングリッシュガーデンなどに人気の
白い小さな花が楽しめます。





(池田)






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2013年10月25日金曜日

JFS花壇審査苗の更新

本日の実習はJFS花壇審査苗の更新を行いました。

台風が近づいており、今日の作業はあいにく雨となり、そろそろ外の作業も上着が欲しくなってきました。


JFS(Japan flower selection)とは「「いい花の新基準。」を合言葉に、ジャパンフラワーセレクション実行協議会が主催して、花きの新品種を評価しその推奨を行うため、業界のプロによる公正な審査を通し、「優れた品種」を選ぶ」評価および審査のことです(JFS HP引用)。


その審査用花壇が千葉大学環境健康フィールド科学センターの入り口付近にあり、その審査苗の植え替えを行いました。





写真は春夏秋用の審査苗です。まずは撤去作業―





審査のためには各苗を同一条件の区画内で栽培します。


土壌改良の為、まずは緩行性肥料およびピートモス、堆肥を混ぜ込みます。





この時期の審査は冬春用の苗、主にパンジー・ビオラが対象となります。


生育・開花率・耐病性・耐寒性など、審査苗を評価比較するために、審査苗とともに対照品種苗を植えつけます。

今回の対照品種苗は、パンジー“ナチュレ イエロー”と“よく咲くスミレ”です。
(今回の実習では対照苗のみの植え付けとなりました)




完成です!
等間隔の植え付けと、単独植え付けの二つで評価します。


審査点が高いものは、JFSの受賞候補となるそうです!!

今年はどんな新品種が出てくるか楽しみですね。



(学生:学部4年 斎藤)



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2013年10月24日木曜日

ペチュニア繁殖母株のポット増し

こんにちは。


今日はペチュニアの繁殖母株のポット増しです。


6月に培養苗から栽培してきた苗が、
やっと5号ポットに移植できるまでに成長しました。






ペチュニア3号ポット苗








ペチュニア3号ポット苗アップ








鉢増しの様子1








鉢増しの様子2









鉢増しの様子3









鉢増し終了




12月から本格的な「挿し芽」が始まります。
それまでに十分な「挿し穂」が取れるように、
鉢を大きくして、ピンチを繰り返し、肥料をたっぷり与えて、
芽数を増やしていきます。


繁殖用母株として、ラストスパートが始まりました。



                                      (長嶋)

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2013年10月23日水曜日

ハウスインハウス


朝晩、だいぶ冷え込むようになりましたね。
生産ハウスも植物に応じて冬支度が必要になってきます。


私のハウスでは冬の低温によって休眠が覚めるオタネニンジンや
周年収穫(茎葉)のトウキなどを管理しています。

したがって、暖房が必要なものとそうでないものがハウス内に混在していることになります。

そこで今回は周年収穫用のトウキの冬支度を行いました。



水耕装置(使用前)



水耕装置(使用後、まだ工事中)



土耕(使用前)



土耕(使用後)




水耕装置はさすがに大きいので、ハウスの中にハウスを作るような感じです。
今後、暖房機から温風を送り込む送風ダクトを設置する予定です。


��新藤)


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2013年10月22日火曜日

ミスト装置収納&・・・




   夏期の高温対策の1つとして、シクラメンハウスに設置していたミスト装置。


   9月中旬で温度が下がり、稼働終了となっていました。



   葉組みの忙しさで後回しになっていましたが、ようやく収納です。







   7月~9月と、約3か月間ですが、最近の夏はこれなしでは考えられません。


   夏の間、一日に何度も水の細霧を出し、シクラメンを高温から守ってくれました。







   ホコリで汚れた装置を、感謝をこめて丁寧に回収していきます。








   この後、殺菌消毒後、乾燥し収納します・・・。




   10月中旬、・・・。(9月に終わったらすぐ片づければいいものを・・・。)


     そろそろ、暖房を考える時期です。





     そういえば ・ ・ ・、


      俺んちも、扇風機とファンヒーター入れ替えてたなー!!!。


   


��石井)
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2013年10月21日月曜日

ブドウを使った壁面緑化

先週のサルナシの壁面緑化に続いて、本日はブドウをご紹介します。


センター管理棟2階南側には、ヤマブドウの園芸品種の‘ポットレッドワン’と‘紫紺のしずく’、それにブドウの野生種であるエビヅルを育てています。ヤマブドウは日本の野山にふつうに自生するブドウ科のつる性落葉樹です。エビヅルも日本原産のつる性落葉樹です。

どのブドウも耐環境性に優れ、春先の萌芽も早く、果実を楽しむことができ、秋の紅葉も楽しめます。園芸別科花卉専攻生の修了論文の研究テーマとして、サルナシと同様に一昨年の春に定植したものです。









‘ポットレッドワン’










‘紫紺のしずく’



‘ポットレッドワン’と‘紫紺のしずく’は定植2年目の今年は3m近くまで生長し、葉も大きいので緑陰効果は抜群でした。夏場の最も暑い時期で、-5℃ほど周囲より温度を下げる効果も確認されました。

一方、エビヅルの葉はそれほど大形ではなく、旺盛にも伸長はしませんが、結実量が多いので家庭果樹として生食はもちろんジュースやジャムに加工して楽しむことができます。


欠点と言えば、ヤマブドウは上手に毎年株元近くまで剪定をしないと、次第に株元に葉がなくなってしまうこと。樹勢が強いためきちんと剪定をしないと、緑のカーテンとして収拾がつかなくなってしまいます。手の届かないところに果実が実ったりして・・・。その点、エビヅルはそこそこ株元からの芽吹きもあり、それほどつるが伸びないので、壁面緑化として楽しむには良いかも知れません。



ブドウもサルナシと同様に地面に植えても良いのですが、その場合には樹勢が強いため、きちんと管理の出来る棚栽培をお勧めします。

建物に沿って地植えをすると、つるがどんどん伸びてきて、手入れをしないとそのうち家がお化け屋敷のようにつるで覆われてしまいますよ~。



いずれにしても、壁面緑化向きのつる性植物は、ゴーヤ以外にもまだまだたくさんありますので、ぜひ来年はお試し下さい。

                                              (渡辺均)



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2013年10月20日日曜日

ざわわ~ その後

田んぼの向こうの、あの大きいやつはなんだ!?



って、まぁ、いつものサトウキビなんですけどね...



先週の台風26号の強風にも耐えました。

といっても、鉄パイプとビニールひもでがんじがらめ。葉も風に煽られて裂けたりしています。


根の浅い植物で、しかも植えたところが柔らかくて薄い土壌。もっと植えるところを考えればよかったのですけど...
兎にも角にも、こうしないと倒伏してしまいそうです。

茎も太って、そろそろ収穫しても良さそうですが、サトウキビは気温が下がると糖度が増すので、沖縄では12月頃から収穫が始まります。千葉では11月頃でしょうか。
いつ収穫するか、悩むところです。



��金谷)


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2013年10月18日金曜日

鳥取大学乾燥地研究センターの見学

 先日のブログにもありましたが、9月27日~30日に鳥取大学で行われた日本緑化工学会に参加し、鳥取大学の乾燥地研究センターという研究機関にも見学に行ってきました。


【施設について】

 鳥取大学乾燥地研究センターでは、乾燥地における砂漠化や干ばつなどの諸問題に対処し、乾燥地における自然-社会系の持続性の維持・向上に資する研究を行っているそうです。



アリドドーム

 このアリドドームは一般的なハウスとは異なり、乾燥地の環境を再現するため土壌や気温など様々な環境制御がなされていました。



【土壌の塩類集積】

 乾燥地に植物を栽培する際の問題の一つとして、土壌の塩類集積が挙げられます。

 乾燥地では雨量よりも土壌表面からの蒸発量の方が多いため、地中の塩類を含んだ水も土壌表面に上がってきます。
 その後、水は蒸発しますが塩類は土壌の上層に堆積するため、植物の成育しにくい土壌となってしまうのです。

 このような問題解決にむけて、土壌中の塩類分布を3次元的に測定する事が可能な実験機器を見てきました。




機器地上部の様子




機器地下部の様子



 地上部の環境は、温度等を制御し砂漠地を再現する一方、地下部ではセンサーにより、塩類の分布をモニタリングしています。

 この機器を用いて実験を重ねることで、塩類が土壌に溜まる仕組みや、少量の水で効率よく塩類を地下深くに洗い落とす方法が明らかになるそうです。



【乾燥地の緑化】



ジャトロファ


 また、その他にもジャトロファ(Jatropha curcas)を用いた砂漠地の緑化に関する研究も行われていました。

 ジャトロファは、高温・乾燥に強く、種子は油脂に富み植物性バイオディーゼル燃料として注目されています。
 また、毒があるため家畜に食べられないこと、トウモロコシ等の食糧と競合しない点などが、乾燥地緑化に適しており研究が行われているそうです。


 乾燥地における問題は、植物の成育環境としての難しさだけでなく、そこに住む人間や家畜など、様々な問題が関係しています。

 研究テーマは異なるものの、社会に対してよりよい研究成果を提示するためには、課題や問題を総合的に考え、多くの知識のなかから、アイデアをつくっていく必要があるようです。


 そんなことを考えながら、今日もまた反省するのでした。笑



(学生:修士2年 黒沼)



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2013年10月17日木曜日

ナデシコの出荷調整

おはようございます。


10月になって、色々な方面からポット苗の注文が殺到しています。

今日は、ナデシコの出荷調整です。






台風にも負けなかったナデシコたち。






枯れ葉を取って、きれいにしていきます。














この苗は何処へ行くのでしょうか?

綺麗になって気持ちよく、いってらっしゃ~い。


                                      (長嶋)


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2013年10月16日水曜日

謎の植物


さて今年の初夏、トウキの近縁種である
ホソバトウキ(Angelica stenoloba)を枯らしてしまいました。
北海道の固有種で、暑さに弱かったこともあるのかもしれません。


仕方なく廃棄しようと思ったのですが、せめて根だけでも残っていないかと
確認したところ、白く太い根が見えるではありませんか。やったあ!
この手で無事復活させてみせる、そのくらい私にだって・・・
でも、やけに短い根だなとは思いました。


しばらくたった現在、見事に復活をしました。



・・・ホソバトウキでない植物が。


まもなく葉が展開してきて、気根のようなものも生じて、
言われてみれば、ホソバトウキが生えていたときから小さな葉がついていたような
気はしますが、雑草だとむしり取っていたかもしれません。

最初からホソバトウキではないと思っていたのですが、
ホソバトウキが枯れてしまったとはいえ、
どうして捨てることができましょうか、いやできません。





花はラン科のネジバナ(Spiranthes sinensis)の白花に似ていますが、
開花期と何より花と草姿の大きさが全く違います。倍以上はあります。

断定はできませんが、同じネジバナ属のcernua
アメリカモジズリではないかと考えられます。
でも確固たる自信はありません。



下の写真は、今年の初夏にセンター内で撮ったネジバナの白花です。
正確に言うと非常に淡いピンクです。
ごく稀に長期間管理している鉢やポットにネジバナが生えてくることはありますが、
アメリカモジズリ(仮)を見かけたのは初めてです。





このホソバトウキを管理して2年以上、
なぜホソバトウキの鉢に生えてきたのか?・・・・謎です。

��新藤)











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