2013年6月19日水曜日
茎を折ったのは誰だ!
トウキの畑も定植から2カ月がたち、雑草が茂ってきたため、
除草を行いました。
畑もさっぱりとして、これからの生育が楽しみになってきたところでしたが、
何日かたって、様子がおかしいことに気が付きました。
無残にも地際から茎(トウキの場合は葉柄)が折れています。
よく見てみると同じような株がいくつも・・・
いったい何者の仕業なのか・・・
原因はこの「ネキリムシ」です。
これはまだ若齢幼虫で小さいですが、終齢幼虫で3~4センチくらいにはなります。
ネキリムシと呼ばれるものにはカブラヤガとタマナヤガの幼虫などがあります。
小さい幼虫は日中でも葉にいますが、大きくなると土の中にもぐり夜行性となります。
ネキリムシ(根切虫)という名前ですが、
主に生長点ややわらかい株元を噛み切って食害します。
数は少なくても被害は甚大です。
今回の被害は、除草によってエサがトウキだけになってしまったことが原因かもしれません。
前もって除草し、絶食死させてから定植をするのも有効だと思いますが、
今となっては捕殺や薬剤散布(主に粒剤)で対応するしかありません。
除草によって被害が出る・・・
栽培って難しいものだなあと考えさせられました。
だから面白くもあるのだけれど。
��新藤)
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