さて、これは何をしているところでしょう?
これは、、、
ペチュニアの鉢花の試験栽培をしているところです。
この試験栽培というのは、
大量生産時の生産方法を確立するために行っています。
鉢花を生産する際は、
摘芯のタイミングや肥料のタイミングと量、
用土の配合割合、矮化剤の濃度とタイミング、
薬散時の影響などの条件が、
すべて揃わないといいものができません。
そのため、大量生産に入る前に、
試験的に一部先に生産を始めて、
様々な試験を行っていきます。
今回の試験は、摘芯と矮化剤のタイミングの試験です。
これが摘芯前の株になります。
これを摘芯すると、
こんなにサッパリ!
この摘芯をした後、何日目で開花するかなどを調べることで、
出荷日に合わせた最終摘芯日を決めていくことができます。
この試験は、必ず他の植物を生産している温室と、
同じ条件の中で栽培する事が重要になります。
隔離して管理してしまうと、
試験の株だけ知らない間に過保護に管理してしまうので、
大量生産するときと管理条件が変わってしまいます。
いつも同じ条件で、高品質なものを作れるように、
いつも通りに管理する事が試験栽培では重要なんです。
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