今日は、植物の病気のお話。
まずは、病気の症状を見てみよう!
この写真の植物はマーガレットです。
根元付近の茎にゴツゴツとできものができているのがわかりますか?
これは、植物のガン、、、
根頭がんしゅ病と呼ばれる病気です。
この病気の原因は、細菌の一種である
Agrobacterium tumefaciens
です。
この細菌は、植物の傷口から侵入して発病します。
名前の通り茎と根の付け根の地際当りに良く症状が出てきます。
時々、根にも症状が出てきたりもします。
もし、発病している株があったら、
全部抜き取って焼却処分をしなければなりません。
発病したら手遅れなのが、この病気の厄介な所です。
発病している株を温室に残しておけば、
たちまち他の株にも伝染してしまいます。
もともと土の中でいきている細菌なので、
発病した株の土を残しておくのも厳禁!
とっても厄介な細菌ですが、、、
実は遺伝子組み換えには重宝する細菌だったりもします...。
また、その話はそのうち書くことにしましょう~。
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