2017年5月31日水曜日

薬草園:圃場植え付け


 もう5月も終わりとなり、梅雨の季節である6月に入ろうという中で、日照りの厳しい日が続きますね。
 外出の際には、飲物の確保をお忘れなく。


 今年さらなる改装工事の加わった薬草園に関する話題が増していますが、そのなかで、1ヶ月ほど前のブログにて「畝立て」についてご紹介しました。



現在、その畝に次々と植物が植えられています。



 まだまだ小さな株ですが、しばらく経てば、土が隠れるほど大きくなることでしょう。



 手前のオケラはすでにある程度大きなポットで生育していたものですが、地植えすることでさらに旺盛に育ちそうです。



 私の主な研究植物であるダンギクもまた、薬草園に植えられています。
 自生地では岩場などのストレスの強い環境に生育しているため、この場所でならすくすくと育ってくれそうですね。


 まだ残った空きスペースにも、さらに植物を植えていく予定です。

 植えたばかりなので梅雨までは灌水が大変ですが、梅雨にたっぷりと水が与えられれば、梅雨明け頃には根をしっかりと伸ばしてくれることでしょう。


安藤匡哉

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2017年5月30日火曜日

春のパックトライアル2017

先週の52426日は、各種苗会社の新品種展示会(パックトライアル)が千葉県を中心に開催されていました。花卉苗生産部では、25日に、ハルディンさんとMBフローラさんに見学に行ってきました!

ハルディンさんでは、自社品種のガーデンパフォーマンスを来場者に理解してもらうために、花壇が整備されていました。おそらく、除草だけでも相当な労力がかかっていますが、消費者に喜んでもらえる花苗づくりを考える生産者には、非常に参考になります。


また、昨年、苗生産部でも生産したペチュニア‘ナイトスカイ’の、ピンク色品種‘ベイビードール’が紹介されていました!

ビビットカラーで斬新な模様。Kawaiiの発信地である原宿をこの様なユーモアなペチュニア品種で緑化してみたいものですね。


MBフローラさんでは、研究室のOBである小林さんに、自社品種の紹介をして頂きました。
例えば、このランタナ‘ブルーミファイ’は、一見しただけでは、その新しさがわかりませんが、世界で初めての完全不稔性のランタナであり、花もちがよく、ランタナ特有のボロボロとした花落ちが軽減されているそうです。

その他にも、新品種の良さを生産・観賞・利用の観点から、詳しく紹介して頂きました。学生さん達には、非常に勉強になったのではないでしょうか。私にとっては、親心ならぬ、兄心というのでしょうか?後輩のイキイキとした姿に刺激をもらってきました。


黒沼

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2017年5月29日月曜日

ペチュニアの野生種発見?

先週は栃木県に日帰りで出かけてきました。

とある芝地にペチュニアの野生種のような集団を見つけました。


近づいてよく見ると現在のペチュニア品種の片親として使われたPetunia integrifolia にそっくりです。


まるで、ブラジルやアルゼンチンの草原で自生しているペチュニアのように見えます。ついに栃木県でペチュニアの新種発見か!! 

聞くところによると、毎年この場所で花を咲かせているようです。その経緯は不明とのことでしたが、相当前からあるようです。

ペチュニア品種の種子がこぼれ、その後代が野生化したのではないかと思われます。野生種に比べて花冠が大きく、株ごとに花色に多少の濃淡がありました。


時おり、園芸品種とは思えないようなペチュニアが庭先や道路脇の花壇に植えられていることがあります。これは、固定品種ではない栄養繁殖や種子繁殖のF1品種のペチュニアの種子を採って播いたため、その後代に多様な性質が現れてしまったためです。

今回見たペチュニアは、これほど草姿や花色が野生種に似ていて、それも毎年花を咲かせているのは珍しいですね。ペチュニアが日本でも雑草化する日も近いということでしょうか・・・。


(渡辺 均)

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2017年5月26日金曜日

カラー


 こんにちは、修士年の王啓陽です。

 今回のブログはカラーという植物を紹介したいと思います。



 カラー(Zantedeschia)はサトイモ科オランダカイウ属、アフリカ原産の球根です。
 花壇や鉢物、切り花として幅広く利用されています。

 紹介する前に、ひとつクエスチョンです。



 こちらは331日に丸山さんがブログで紹介していたブーゲンビレアです。
 丸山さんの記事はこちら


 ブーゲンビレアはオシロイバナ科であり、カラーとは属している科も違いますが、同じ器官を有しています。
 みなさんはなにかわかりますでしょうか??



 答えは苞(ほう)です。
 カラーの花弁のように見える部分は、花芽を保護するために葉が変化した「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれるものです。

 花の本体は、苞の内側にある棒状の部分で「肉穂(にくすい)」と呼ばれています。
 ブーゲンビレアも同じく、赤く色づいている部分が苞で、真ん中にある白い部分が本来の花部です。



 続きまして、カラーの育て方についてご紹介します。
 カラーは大きく2つのタイプがあり、湿地型と畑地型に大別されています。


 今回紹介するのは畑地型カラーです。
 生育にはもちろん水分を必要としますが、過湿は好みません。

 日当たりと水はけがよく、温暖で夏は比較的乾燥する場所が適します。
 夏の直射日光では葉焼けしてしまうため、夏の間は明るい日陰や半日陰へ移動させ、鉢内も高温にならないようにしておきます。
 秋以降休眠したら乾燥させて、凍らない場所で冬越しさせます。


 すらりとした草姿で、葉は銀色の斑入りで、形は三角形のやじり形、苞の形は細長い漏斗状・・・とても美しくて、立派な姿ですね。


 花のようで、花ではない…。
 植物はこのような不思議のものがたくさんあります。
 これからも千属ハウスを管理しながら、花の不思議を見つけていきたいと思います。




修士1年:王啓陽

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2017年5月24日水曜日

目利き職人


 5月だというのに初夏を感じさせる気温の日々が続いています。
 地植えした植物たちへの灌水を考えると恵みの雨が恋しいような、外作業が思うように進まなくなる梅雨入りが恨めしいような。


 今回は実習ではなく別科生の演習として、切花の品質について説明した後、実際に切花を手に取り、規格や品質を分類してもらいました。


 切花の品質を左右する要因として、当然のことながら、生産現場における栽培管理やその条件が大きく関与し、草丈や花のサイズ、花持ち日数などが変化します。

 こちらはいつも苗生産にて実感していることではありますが、もうひとつ、生産者の手を離れるところから、市場や消費者に届くところまでの出荷段階においても、切花の品質は大きく影響を受けます。

 基本的には食べ物と同じで低温を維持することにより、すぐに開花させず生長を緩やかにしたり、蒸散を抑えて花の萎れを遅くするなどの効果を狙って、品質を保持します。


 それに加え、生産者側で切花を収穫した後、市場等に出荷するまでの間に「前処理」として、品質保持剤を水と一緒に吸わせることで、老化ホルモンとも呼ばれるエチレンなどを阻害し、花持ちを延長させることができます。

 また、前処理に対する「後処理」には、花屋や消費者自身が花瓶などに挿す際に、加える水に添加してあげることで、花持ちを延ばしたり、水の腐敗を防ぐといった効果があります。

 ホームセンターには後処理剤がいくらか流通していますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。


 このように日々の研究と実践によって、花持ちは昔に比べずっと長くなってきており、皆さんのご家庭で長く楽しめるようになっただけでなく、観賞期間が短すぎて導入が難しかった品目にもスポットが当たり、様々な品目を花屋で見かけることができるようになったのではないでしょうか。



 そんな小話の後、実際の切花を使って規格と品質、その他問題点や開花状況など、総合的に評価を行う演習をおこないました。



 草丈が長いものと短いもの、花数が多いものと少ないもの、花付きの良いものと蕾がかたいもの…など、様々な要素を比べながら、それぞれタグがつけられた11本について、品質をチェック。

 微妙な違いに悩みながらも、メジャーと自身の眼を信じて、10数本の切花を分類していきました。


 花数が多いのに草丈が短すぎる…など、品質として規格外になってしまう切花もあり、実際市場では安値がつけられる規格・品質と評価されてしまうと思われますが、花首と少しの長さがあれば作ることのできるコサージュなどの小物類、コンパクトなフラワーアレンジメントなど、使用目的によっては草丈がネックにならないものも数多くあります。

 皆さんも花屋で一級品から選ぶだけでなく、ややリーズナブルな区画を覗いてみて、自分の家の花瓶のサイズや用途と相談しながら、財布に優しい花選びをこだわってみてはいかがでしょうか。


安藤匡哉


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2017年5月23日火曜日

おやつの隠し場所

 本日の実習は、伸びない芝 `みじょか‘ の出荷調整です。

 こちらの写真は、昨年の12月に温室で管理した `コウライシバ‘・`なるみどり‘・`みじょか‘ (左から)の鉢植えの様子です。`なるみどり‘・`みじょか‘ の草丈は、従来品種と比較し低く、常緑性が高いことが、確認出来ます。
 これらの伸びない芝は、屋上緑化や駐車場緑化などの、Lowメンテナンスが求められる市場をターゲットとし、渡辺先生と共同カイテック(株)により、育種がなされました。

 今回、出荷を行う `みじょか‘ は、切りシバを生産するための種シバとして、生産現場で定植されます。


枯死した株や、雑草を取り除き、トレーに詰めていきます。

 そんななか、ム、ム、ム・・・!
 これはピーナッツではないですか!?

 露地で管理をしていた期間に、鳥が隠したものと考えれらます(センターでは蔬菜グループがピーナッツの栽培を行っています)。

 私も楽しみは最後に残しておく派ですが、忘れてしまっては元も子もないですね。

黒沼


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2017年5月22日月曜日

薬草園の主?

暑い日が続いていますね。先週は北海道に行ってきました。車窓からの新緑がとてもきれいでしたが、北海道も外に出ると日中は上着が要らないほどの暑さでした。

土曜日に戻って来て、昨日は灌水当番でした。母の日の出荷も終わり、ハウス内の鉢数が減ったとはいえ、この暑さで水を欲しがっている植物ばかり・・・。

ハウス内の灌水を終えて、次に薬草園の様子を見に行くと・・・。薬草園も播種や定植したばかりの植物が多く、雨が降らないと水やりが大変なのですが、こちらはきちんと対応してくれていました。感謝!

薬草園でホッと一息ついて給水していると・・・、カエルが鳴き始めました。鳴き声を頼りに近づいて行くと、池から離れたアケビの蔓の上に緑色のアマガエルがいました。この陽気のせいか気怠そうな姿と表情が可愛らしいですね。
 
薬草園は薬用植物の観察や研究の場ではありますが、植物以外の色々な生き物たちとの出会いの場にもなっています。



(渡辺 均)

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2017年5月19日金曜日

夏の準備


 こんにちは、学部4年の渡邉です。
 最近は曇りの日が続き、雲一つない晴天が恋しくなってしまいますね。

 二十四節季ではもうすぐ「小満 (しょうまん)」にあたるそうです。
 小満には、「万物が満ち溢れ草木が茂る」という意味があり、花や虫たちが活気に満ち溢れる季節です。
 気温が上がり日の出ている時間も増え、多くの植物にとってうれしい季節の到来です。


 そんな元気で生育旺盛な植物たちを、これまでと同じ管理で行っては、植物に合わせたベストな管理とは言えません!

 ということで今週の実習では、バナナの移植、ハウスの寒冷紗張り等、夏に向けた準備作業を行いました。



 まずは、恒例となっているバナナ (Musa) の植え替えです。

 写真のように、大きくなりすぎて止むを得ず横に倒したまま1000属ハウスで冬越しをさせたバナナを、



 剣先スコップがすっぽり入ってしまうような大きい穴に植え替えていきます。



 最後にマイカー線で倒れぬよう固定し完成!!



お次は1000属ハウスのラン類・観葉植物・シダ類といった強い光の苦手な植物コーナーに、寒冷紗という夏場の強光や高温を防ぐネットのようなものを設置しました。

上がビフォー、下がアフターです。





 中を覗いてみると、しっかり植物が寒冷紗に覆われておりバッチリです!

 同じ要領で連棟ハウスにも寒冷紗を設置しました。

 1000属ハウスも一気に夏仕様となり、あとは梅雨や真夏の到来を待つばかり!


 この暑い!熱い!4年生の夏を、植物と共に熱血魂で乗り切っていきます!!


学部4年:渡邉

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2017年5月17日水曜日

見慣れたモノの秘めたるチカラ

 1ヶ月もしない間に、冬服から春服、一足先に半袖まで衣替えを考えるような気温の移り変わりを感じる今日この頃。
 母の日を筆頭に出荷が続く時期でもありますが、その次の生産物の播種や挿し芽による増殖を行う時期でもあります。


 少し前となりますが、発芽室には夏頃の収穫を目指す幼苗や挿芽株のセルトレイが並んでいました。



 イヌホオズキSolanum nigrumの幼苗。



 ミゾカクシLobelia chinensisの挿芽株。


 …んん?
 どこかで聞いた、というより、田畑を覗けばすぐに見つかる、いわゆる「雑草」と呼ばれるような植物ですね。


 どこにでも生えているものをなぜわざわざ育てているの?と思われるかもしれません。



 ところが、これらの植物、最近ブログでも取り上げられることの多いキーワードでもある、薬用植物としての潜在的なチカラを秘めているのです。


 その辺に生えているものを収穫するには、周りの草花から狙った植物だけを取り除かなければなりませんし、踏みつけや動物の糞尿などがかかってしまっている可能性もあります。
 そこで、今回は「雑草(薬用)」各種をそれぞれ丁寧に育て上げていきます。


 もちろん生育は放っておいてもグングン育つほど旺盛なため、播種も挿芽もそこまで気を使うことはなく、比較的栽培も容易です。

 しかし、丁寧に畝立てした畝に植えたりすると何故か生育が不良気味で、反対に、畝の脇や本来植える予定のなかった場所から生えているものの方が伸びが良かったりすることも…。


 ドジョウは綺麗な水には棲めない、とも言われますが、これらの植物も競合する「雑草」に囲まれた環境や、厳しい環境の方が居心地が良いのかもしませんね。

 そんな謎に対する解答も探しつつ、試験的に栽培を続けていきます。

(安藤匡哉)


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2017年5月16日火曜日

働く自動車

 今日の実習は、年に一度の農機具講習会です。
運搬車や耕運機、刈払機などの使用方法について確認し、事故等を未然に防ぐことが目的です。
また、この講習会に参加した職員・学生にのみ、農機具を使用することが認められます。


運搬車


手動耕運機


乗用の耕運機


乗用の刈払機

長嶋技官による使用方法の指導


 農機具は、非常に便利な機械ですが、使用方法を誤ると、大事故を起こす可能性があります。使用者はもちろんのこと、周囲の人が事故に巻き込まれないように、正しく・丁寧に使用する必要がありますね。「明日は我が身」の気持ちで、気を引き締めていきましょう。

黒沼


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2017年5月15日月曜日

母の日のプレゼント

昨日は母の日でしたね。皆さんはお母様に何をプレゼントされましたか?



自転車のカゴに入れられている花苗が、小学生の男の子のお母さんへの母の日のプレゼントだったら・・・

昨日は、東京都葛飾区金町公園で、地域の方々や小学生とその校長先生や担任の先生を交えて、秋冬花壇から夏秋花壇への植え替え作業を行ないました。

改植前


改植後


花壇のデザインと苗の手配等は特任研究員の黒沼さんが行なってくれました。また当日、お手伝いとして参加して下さった当研究室4年の佐藤さんが先生となって、集まった小学生に植え替えの方法や矮性ヒマワリの種子の播き方、水やりの方法などをわかりやすく丁寧に教えていました。子供達も真剣に話を聞いているようでした。もしかしたら、佐藤さんは小学校の先生に向いているかも? と思いながら横で私も説明を聞いていました。

そして、作業終了後の画像が一番上の画像です。この小学生は、作業後にしばらく公園内で遊んで行くようですが、自転車のカゴには植え付けの際に余剰となった花壇苗(ペチュニア、サルビア、カンナ)が入れられていました。お母さんへのプレゼントにするそうです。

植物に対する興味と母親への感謝の気持ちが確実に育まれていますね。小学生ながら「植物と人の関わり」の切っては切れない、切ってはいけない、何気ない日常生活の中での大切な一場面を見ることができました。

これらの活動は「かつしか花いっぱいまちづくり」の一環として行われています。
https://www.hanaichi-katsushika.jp/


(渡辺 均)

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