「シャリンバイ」と読みます。
属名はRaphiolepis。バラ科の植物です。
低木で、常緑なので、庭や公園の植栽にも使われることの多い樹木ですが、元々は日本でも海岸線の岩場などによく自生するのを見かけます。
上から見ると放射状に分枝し、車輪のような樹形。そして、同じくバラ科の梅に似た花を着けることから、この名がついています。
なぜかキャンパス内では、野ウサギの大好物になっていて、毎冬、エサが少ない時期になると、鋭い刃で丸坊主に剪定してくれます。
それでもさすがは日本の自生植物。春には枝葉が出て、少しずつですが生長しています。
花葉こんな感じ。
このシャリンバイはピンクの花を着ける紅花車輪梅の1品種です。
海岸や公園で見かけるシャリンバイは、白花がほとんど。葉のなめらかさも少し違います。
庭木としての利用のほか、樹皮や根は奄美大島の名産、大島紬の染料としても重用されているそうです。
春になれば皆さんのご近所でも、きっと花を見ることができると思います。
町の風景になってしまって目立ちにくいかもしれませんが、ぜひ探してみてください。
(金谷)
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