2013年2月28日木曜日

カリブラコアの摘心が終了したら・・・

おはようございます。


今年の母の日(5月12日の日曜日)に向けて
4800鉢のカリブラコア‘ミリオンベル’3色ミックス鉢を
栽培していますが、

一昨日、鉢上げ後1回目のピンチが終了しました。









ハウスの中を所せましと並んでいますが、

出荷時期には幅約40㎝高さ40㎝のボリュームを出しますので、

今のままではスペースが足りません。








少しでもベンチにスペースができたら、すかさず鉢広げをしていきます。







1鉢の重さは約3㎏。台車を使って、みるみるうちに

スペースが埋まっていきます。







スペーシングの後は肥料(置肥)を施します。

ピンチの後に肥料を施すことで、新梢がスムーズに伸びていきます。



あと2回のピンチを経て、1鉢で約1000輪の花を咲かせる株となり、

皆さんのお母様にお届けいたします。



                           (長嶋)

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2013年2月27日水曜日

カリブラコア鉢花の摘芯

この温室一面にあるのはギフト用のカリブラコアの鉢花です。



これをすべて摘芯していきます。

摘芯前の株は、、、



まだまだ小さくて、
鉢の中の用土が見えています。

カリブラコアは摘芯をすればするほど、
枝の数が増えて、株の形もきれいに整って、
花もたくさん咲かせることができます。

できるかぎりボリュームを出すために、
何度も摘芯をしていきます。

最初は、セルトレイで摘芯をして、、、
さらにポットに仮上げした後にも摘芯をして、、、
さらにさらに仕上げ鉢に上げた後にも2回以上の摘芯をしていきます。

しかもすべての鉢の生育を揃えなければならないので、
摘芯作業も短期間で行う必要があります。

摘芯作業をはじめたら、、、
ひたすら摘芯していきます。


摘芯が終わったあとは、、、



すっかり鉢の中の株がきれいに刈り込まれました。

この摘芯だけでは、まだまだボリュームが小さいので、
また株が生育してきたら、摘芯をしていきます。


しっかり摘芯をして育てると、、、、



こんな感じにたくさんの花をつけて、
とってもきれいな鉢花になります。

                (松原紀嘉)



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2013年2月26日火曜日

Re:かわいい~!(その2)



  今日の実習は、シクラメンセル苗のポット上げです。


  先週から3号ポットに培養土を詰めてベンチで温めていました。


  品種により、大きさの違いがありますので、品種ごとに見分け、植えつけて行きます。





  ピンセットでセル苗を挟み取り、ポットに穴をあけてそっと差し込みます。


  この時、重要なことは塊茎の位置で、

  深く埋まってしまうと、後の生育がばらついてしまいます。






  しかし、浅すぎると苗が倒れてしまうので微妙な深さ加減が必要となります。


  植えつけ深さがよくわかるように、ポットを台に乗せ高くして植えつけます。 







  塊茎の直径が現在約5mm・・・  ミリ単位の植えつけです。





  品種ごとにラベルを付けますが、多数の人が入る実習では、


  間違いがないようにトレー毎にラベルを付けていきます。


  本日は二十数種のシクラメンがポット上げされました。

   ・・・今年もシクラメンたまごクラブの始まりです。



��石井)
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2013年2月25日月曜日

雌雄異熟性

今日紹介するのは、こちらの花。



って、これはまだ、つぼみでした。

このつぼみが開くと、、、、



何度か登場しているオルラヤです。
セリ科のOrlaya grandifloraです。
花は散形花序という特徴をもっています。


このオルラヤの花は、雌雄異熟性という特徴をもっています。
花が咲きすすんでいくと、、、



写真の丸で囲まれたところにある「おしべ(雄蕊)」が、
まず最初にでてきます。

で、めしべはどこかな~と探しても、
この花の状態では見つけることができません。

こっからさらに、開花がすすんでくると、、、



矢印で示したところにある「めしべ(雌蕊)」がようやく出てきます。
でも、このめしべが出てくる頃には、
おしべは枯れ上がってしまっています。

この花のように、
おしべ(雄蕊)が先にでてきて、
後からめしべ(雌蕊)がでてくる特徴を、
雄性先熟といいます。

もちろん、他の植物の中には、
このオルラヤと逆で、めしべが先に出てくる花もあります(雌性先熟)。

開花とともに徐々におしべやめしべが受粉体制を整えていく花のことを、
雌雄異熟花といいます。


でも、どうしてこんなことをわざわざするかというと、、、
自家受粉による受粉をさけて、
近郊弱性にならないようにするためです。
植物が自身の子孫をしっかり繁栄させるために獲得した生存戦略という訳です。

他にも花の中には不思議なことがたくさんあるので、
よ~く観察してみてくださいね~。

            (松原紀嘉)




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2013年2月24日日曜日

論文製本

今日は、別科の卒業生最後の仕事、
修了論文の製本作業です。



まずは製本カバーを準備します。

製本カバーに論文を綴じ込んで、、、


製本機にセットします。

製本機から取り出した後は、
冷めるまでしばらく待ちます。


製本が終わった後は、、、、



製本された論文の最終チェックを受けて、ついに完成です。

園芸別科生の2年間の集大成が、
各々の論文の中にぎっしり詰まっていることでしょう!

           (松原紀嘉)


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2013年2月23日土曜日

あっと言う間に

おはようございます。





三寒四温の今日この頃

柏の葉キャンパス内の紅梅も
花をほころばせ始めました。







普段柏の葉キャンパスで行われる授業や実習というのは、
千葉大学松戸キャンパス在籍の学生が対象です(他のプログラムもあります)。



今週始めに、松戸キャンパスで
千葉大学園芸別科(2年生)の修了論文、
千葉大学園芸学部各科(4年生)の卒業論文、
千葉大学大学院(2年生)の修士論文をまとめた発表会がありました。



無事に発表会が終わり、
残すは論文の提出だけとなったため、
実験植物を廃棄したり株の更新をしたりと
後片付けが始まっています。

花卉専攻の学生の実験植物は
苗生産部で管理をしているものもあり
毎週の実習とは別に、
対象植物の面倒を学生自身が見ています。

今まで1年ちょっと、もしくは3年ちょっと、
実験植物が置いてあった場所が
綺麗さっぱり掃除されているのを見ると
卒業まで、後少しなんだなと
なんだかちょっと寂しくなってしまいました。



けれどこれからは、
別科1年生、学部3年生、修士1年生が、
先輩たちの意思を引き継いで、
頑張ってくれることでしょう。





卒業生のみなさん
実習、実験、発表今まで本当にお疲れ様でした!!
またいつでも苗生産部に遊びに来てくださいねクA・






(池田)





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2013年2月22日金曜日

ムクゲの接ぎ木

本日の花卉研実習は、、、
接ぎ木技術の習得です!難しそう…

接ぎ木を行うメリットとしては、抵抗性台木を利用することができる・開花調整を行える・挿し木に向かない種を扱うことができる等が挙げられます。
今回、台木にムクゲの白花、穂木に日の丸を用いました。

それでは早速やってみましょーー!



まずは、台木の木質部を少し切るくらい真上から垂直に切り下げます。



手を切らないように気をつけながら・・




次に穂木を写真のようにカットします。台木と活着させる部分は、できるだけ幹と平行に水平面を作るよう心がけます。




台木と穂木の形成層が密着するように、あとは台木に穂木を差し込むだけ!活着部分に全く隙間がなければ、成功率も格段に上昇します。



あとはテープできつく縛りあげ空気が入らないようにし、出来上がり!!



台木に2本穂木を活着させれば、三種類の花が楽しめます。植物の可能性は無限大ですね!!わくわく

さらっと説明しましたが、これは非常に難しい作業で熟練の技が求められます。
なんとか活着していますように・・・!

ぜひみなさんもお試しくださいー!
以上、三年斎藤がお送りしました。



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2013年2月21日木曜日

ペチュニアの鉢上げとミリオンベルのピンチ

おはようございます。



またまた、ペチュニア3色ミックスの鉢上げです。





先週、最終ピンチを行ったばかりですが、

新たに3色ミックスの鉢上げをおこないます。







最終ピンチを行ったのは3月出荷分で、

今日鉢上げるのは4月出荷用です。






さすがに何度も鉢上げしてるパートさん。

仕上がりもきれいです。





数量も少ないので、あっという間に終わってしまいました。






そうこうしているうちに、ミリオンベルが

伸びてきて、そろそろ鉢上げ後1回目のピンチが出来そうです。






最初のピンチは寒そうなくらい、短く切ってしまいます。





1時間でだいぶ進みましたが…







数量が多いので、まだまだ、先は長いです。


                           (長嶋)

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