2008年10月23日木曜日

苗生産部勉強会開催

苗生産部では、
研究成果や出張での成果などの報告を
勉強会という形で独自に開催して、
知識を共有する場を設けています。




勉強会には、苗生産部の技術職員や教員だけでなく、
学生さんも沢山やってきます。




今回は、北海道の生産者と小売店を視察されたときの報告。。。
昨年度、園芸別科花卉専攻を修了された奥田さんに発表して頂きました。
色々な視点から北海道の花産業と
その先に見える日本の花産業像について、
わかりやすく報告して頂きました。

ビジネスとしてまだまだ未発達な花産業界をどうしたら良いのか!?
お客様に本当に喜んでもらえる○○○○○とは何か?!

参加した学生さんは、
これからの花産業に必要な部分が見えてきたかな?
将来役立つヒントが盛りだくさんだったはず!
もし自分が○○○○だったら□□□□□□□□しよう
っていうことが考えられれば.....


さて、続いて報告して頂いたのが、研究生の山根さん。
山根さんは、ムクロジ科のフウセンカズラ(Cardiospermum halicacabum)の研究をされています。

フウセンカズラを求めて南大東島へ!!!

山根さんからは南大東島に帰化(?)するコフウセンカズラ(Cardiospermum halicacabum L. var. microcarpum)の植生調査の報告をして頂きました。

残念ながら写真はありません。
��私もついつい夢中で聞き入ってしまって写真を撮り損ねてしまいました...)

はじめてみるコフウセンカズラに感動!
��いつか写真でお見せできるはず。。。)

今後の研究成果が楽しみです。


続いて、発表して頂いたのが、
技術職員の長嶋さんです。
学会の報告をして頂きました。(学会のときの様子はここをクリック。




苗生産部から発信される研究成果が花産業界の一役になるときも近いでしょう。

最後に発表して頂いたのが、大学院生の学生さんです。
こちらも学会の報告をしてくれました。


みんな真剣!





不定期に行なう苗生産部勉強会。
その時のタイムリーな話題を提供し合うので
場はとってもホットです!

次はいつあるのかなぁ~。。。
どんな報告があるか楽しみですね。



2008年10月8日水曜日

パンジーとビオラの鉢上げ

もう、すっかり秋になってしまいましたね。
急に涼しくなってきましたけど、
植物にとってはこのくらいの気候が最適!!

さて、、、
そんな秋の花壇苗と言えばパンジー。
本来は春先の花壇苗でしたが、
今ではすっかり秋から冬にかけての花壇苗に変貌をとげてしまいました。

そこで、、、

今日は、、、パンジー、ビオラがどうやって作られているのかご紹介しましょう。


パンジー、ビオラは種子から苗作りされます。
下の写真がパンジーの苗の様子。






小さくてよくわかりませんので、アップ!







まだまだ、小さいので花もまだまだ咲きません。
この小さい苗は『セル苗』と呼ばれいます。

だいたい、このくらいの大きさ(本葉が3~4枚展開)になったら、
ポットに移植します。

下の写真は、実際にポットに移植している様子です。







さてさて、仕事ぶりはどうかな...?






今日は実習ではありませんので、
非常勤職員の方にポット上げして頂いています。

とても、楽しそうに仕事をしていますね。
��決して私がカメラを向けて笑ってと言った訳ではありませんよ...)

この苗生産部では、仕事をしながら、
植物の知識も少しずつ身に付きます。
みんな頭も回転しながら仕事をするので、
仕事もとっても速くて、出来上がりもとってもきれいです。
��ちょっと、プリンターのCMみたいですが、、、)




これが植え付けた直後です。

とても小さくてパンジーには見えませんが、
約一ヶ月もすれば、パンジーが完成します。



植え付けられたら、運搬車に乗せられて、
露地圃場で育てられます。




この日は1日で30000ポット作りました...
ご苦労様でした。