11月3日(月・祝)10時~14時は、年に1回のセンター祭の日です。大学で収穫された農作物の即売会などが開催されます。私は花のブースで花の販売のお手伝いです。
さて、先週は2024年の7月に収穫され、約1年間保存されていたオタネニンジンのタネを播きました。猛暑のせいか、2025年産のタネの入手の目途は立っておりませんが、1年間保存したタネの発芽能力の確認もあり、播いてみることにしました。
昨年の今頃に芽切りが完了したタネを乾燥させ、2℃の冷蔵庫で保管を続けておりました。それを取り出して容器に取り分け霧吹きでしっかり灌水した後、15℃の暗黒条件に置くと1週間ほどで発根が始まります。
発芽処理
およそ1週間後、白い根が出てきました
発根が始まったタネをピンセットで拾い上げ、根を傷つけないように1粒ずつプランターとポットに播きました。このような方法で播くと5日ほどで出芽してきます。さらに生育の揃った苗を得ることができます。
1粒ずつ根の向きを見ながら播いていきます
生育の揃ったオタネニンジン苗
揃った苗を得るためには、細かな実験データとノウハウの積み重ねがとても重要になってきます。また、毎年タネが入手できなくなることを考えると長期保存と良苗生産技術の確立がますます重要になってきます。
(渡辺 均)
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