2010年1月9日土曜日

市販されている肥料の中には必ずと言っていい程、
窒素分が含まれています。


ほら、この通り窒素が入っていますね。






ところで、、、
窒素は植物にとってどんな役割があるか知っていますか~?

窒素は植物の生育や開花に最も影響する成分です。
だから、
不足してくると、
葉の色が薄くなったり、
生育が悪くなったり、
開花が遅くなったりします。

特に、、、
窒素分は植物体の中を移動しやすい成分なので、
不足してくると株の下の方の葉(下位葉)から、
欠乏症状が出てきて、いずれは上位葉に症状が移行していきます。

だからといって、多く与えすぎてもダメです!

多く与えすぎれば、葉の色が濃くなりすぎたり、
生育が旺盛になりすぎて、軟弱になってしまったり、
徒長して草姿が悪くなったり、開花が遅くなったり、、、などなど
植物の品質の劣化を招くことになります。

だから、生産現場では、
最適な施肥管理技術というのが必要なんです。
でも、、、
植物ごとに吸収する性質が全然違ってきたりするので、
とっても難しいんです...

さらに、やっかいなことに、
植物ごとだけじゃなくて、
同じ植物の中でも、
品種が違うだけでも必要量が異なってきます。

やっかいです....。



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1 件のコメント:

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    施肥管理の重要さが伝わってきました。出荷調整をしていても植物の育ち方の違いがわかります。消費者の元に届くまでに多くの苦労?の積み重ねがある事を改めて確認しました。

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